1950年代の国産カメラ画像が上がるスレ
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1950年代のカメラはとても魅力的だ
気合の入りまくったった35mmフィルム機がたくさんでてきた時代だ
レンジファインダー機は着々進化したし、日本最初の一眼レフはこの時代に生まれた
二眼レフもまだまだ勢力が強かった
蛇腹だってますます大活躍
そんな時代のカメラの魅力が伝わるようなスレにしたい
特に若い奴はなかなか見る機会がないだろうから、ぜひ見て行ってくれ
で、先ずはこんな年表を作ってみた
これらの機種名を眺めるだけでなんだかワクワクしてこないか?
https://i.imgur.com/Gm5nArV.jpg >>279
うん だから>>242で一般的だって言ってる >>281
オリンパス35sは持ってないけど、一般的な虚像式の動きと構成に聞こえるな それよりツッコミどころなのはさあ
コニカSIIを絶賛してることじゃないの
もっといいのいくらでもあるだろ >>284
じゃあ、あんたは何を絶賛するんだ?
書いてみろよ >>285
トプコンPR どうだ異論あるか
レンジシャッター云々いうならこれに言及ないのはおかしすぎるがどうか >>286
世の中にこんなバカがいるんだ…
文盲じゃなくて糖質だな >>282
>>287
論破された気分は?スレ主さん? あくまで個人的な意見ですが、コニカS型のファインダーが好きです。 >>288
うーん・・・「入手が簡単で安く」なおかつ良く写るという意味で推してるんだけど伝わらないもんかな
TopconPRなんてレアすぎるのを挙げられても困る
知識が上なのはわかったから、若い人たちに伝えるつもりで優しく書き込んでくれると嬉しい
https://i.imgur.com/yNw20GU.jpg
手持ちの整備待ちの中に実はTopconPRあるんだ どこにあるでしょうか?
既出のニコレックス35と酷似した機構なんで、それと絡めて解説しようと思っていたところだ
トプコール50mmのf2.8 ワクワクするほどいい写りするに違いない
まあ、近々レポートさせてもらうよ >>290
論破されても気にすんな、知ったかだけ押さえればええんやで
もっと1950年代の国産機紹介してくれ >>290
一番上の左から3台目かな。
家内が生まれたときに父親(=義父)が持っていたカメラがPRで、
結婚したときに持ってきた子供時代のアルバムの写真は全部PRで写されたものだった。
義父はオレがカメラマニアだってことを知ってPRをくれた。
家内が亡くなってアルバムとPRが手元に残ってるけど、もう手に取る気がしない。 >もう手に取る気がしない
ああ、なんとなくわかるわ このスレでミノルタがでてくるのは二回目かな
1958年製のオートワイドという機種
https://i.imgur.com/IBxT55N.jpg
https://i.imgur.com/BbNkFkE.jpg
堂々とした姿で、1950年代国産カメラの中じゃ屈指のカッコよさだと感じる
前後に膨らんだ独特のスタイルが他社製品と異なるところなんだけど、この形は1955年のミノルタA1、A2
ですでに出来ていて、それを踏襲したってこと
>>101で印象深いという発言を受けて、あれから自分も入手しちゃった ワイドってのは広角という意味で、35mmレンズがついてる
この時代、1955年のオリンパスワイド、1958年ワルツワイド、1960年リコーワイドなどなど
35mmをつけた製品が多く登場した
高価なレンズ交換式カメラでのみ得られていた画角が、一般的に入手できるようになったってわけ
広角レンズ機の一番いいところは、ピント合わせがざっくりでいい、というところ
このミノルタオートワイドは、二重像ピント合わせ機構が搭載されてない
無限遠にしとけば、問題なく撮れるから
近くを撮りたいときは、目測で合わせる このミノルタオートワイドは、造りが非常に良い。
精緻に作られたプリズムが二個も入っている
それとライトバリュー方式を採用した先駆者だ それを実現するために、絞りやシャッタースピードを調節する
つまみは背面に設置されてる
シャッターボタンは、半円形のコインのようなものが露出計の上にみえているが、これがそれ
特に凝っているのは下部で、巻き上げレバーは下にある(巻き上げ角度が180degよりもさらに30degほど必要で、
どこまで行くんだよ!と突っ込みたくなる笑)
https://i.imgur.com/r6vSDSp.jpg
フィルムを回収するためのレバーも下。
目立たないボタンを押すと、このレバーが跳ね上がってくる。
下部にいろんな機能を持ってきている機種は、やはりわくわくするし所有する喜びが大きい 以前から閃光電球の魅力を語ってきたんだけど、(例えば>>115近辺とか)
なかなか入手しづらいのが難点なんだ
フラッシュガンなら結構安く入手できるけど、電球の方がね
ところが、つい最近こんなにたくさん入手できてしまった
幸運なことでとても嬉しい
https://i.imgur.com/xK3RtaL.jpg
3とか5とか0とかいう数字は発する光量が異なるんだ 数字が大きくなるほど光量が大きくサイズも
大きくなる 中央のデカいFP級は、超高性能なフォーカルプレーンシャッター機に良く合うはず
自分は持ってないけどニコンSとかS2あたり+ワルツ大型フラッシュガンなんて組み合わせ
だと素晴らしく美しいだろうなあ フラッシュガンに興味あるけど閃光電球が手に入らなくて困ってる人がいたらわけてあげたいわ
古いけど磨き上げられてピカピカなカメラに、びしっと装着させてディスプレイしたならきっと
幸せな気分になれると思う
ちなみにフラッシュガンは1950年代のカメラに限定されるわけでなく1960年代後半くらいまでのカメラ
にも相性良くつけられる
たとえばアサヒペンタックスSPは1960年代半ばに出たカメラだけど、それ専用のフラッシュガン
がアクセサリとして出てたりしてたくらいだ
なので、どんどん装着させてみて欲しい うん、次のハードルは電池の調達だ
これをクリアするのは難しそうだけどちょっとトライしてみる さっそくトライしてみた
といっても22.5V仕様のではなく、ふつうの単2乾電池二本で使用するミニカムという
フラッシュガン
https://i.imgur.com/BuJBima.jpg
使ったのはリケン35(1954年製)
光った瞬間は大感動だ!
https://i.imgur.com/Kp3ZQvH.jpg 光り終えた後のチリチリ、というかピキピキというか、ガラスが割れていく微かな音がなんともいえず
イイ感じだ
古い映画でしか見たことがなかった閃光電球の発光シーンを自ら体験できるなんて 閃光バルブ探すと、まだでまわったるよな
なんの用途で製造してんだか
昔のプリントゴッコ用とか流用(余りの処理)してたわ >>304
あんまり古くないけど、ローマの休日くらいしか思い出せなかった
と言うか、記憶にある閃光が使われてるのが、ほとんど直接マグネシウムリボン燃やすタイプだった
なんやかんや言っても戦時中から50年代までかね使われたの アンタッチャブルの倉庫でポン焚きも'30年代だからマグネシウムかな 時代背景は30年代だけど撮ったのは80年代だから閃光バルブかもね
見てないから分からんけど >古い映画でしか
念頭にあったのは自分もローマの休日だった
1953年公開 ラストの記者会見でこのタイプのフラッシュガンがずらりと並んでた記憶
この1954年製カメラとの組み合わせは、時代考証的にもそこそこ合ってるかなあと思う
以前どこかの骨董市で、マグネシウム粉をのせる受け皿と着火装置がついて持ち手とミラーが
ある初期のフラッシュガンをみつけたんだけど、買っておけばよかったかなあ
30年代だとこういうタイプだよね 外国製だけど50年代のミノックスは、フラッシュアダプターによるミニバルブ球1発ずつ交換式
このアダプターは後にフラッシュキューブの4連発式に変更された >マグネシウム粉をのせる受け皿〜〜
バックトゥザフューチャーIIIの舞台設定が1885年で、ポン炊き撮影シーンがでてくる
東芝の閃光電球が出たのが1931年らしいので相当長いこと閃光粉が使われてたんだなあ
30年代でも半ば頃だとまだまだ閃光粉が現役だっただろう
4連発式というとマジキューブってのもあったね 閃光球自体があまり使われなかっただけなんだと思う
1939年にはストロボが開発されて、50年から加速度的に普及して60年代にはほとんどストロボなってる
閃光球は30年から製造されても、ほとんど報道のみので一般には45年以降に普及したから実質10年程度だからね >>91
あれはフィルムとミラーの巻き上げとシャッターチャージが連動しているのが致命的
後からシャッタースピードをいじると壊れるんだわ
フラッシュのシンクロターミナルが3点あるのも同様
レンズは明るくて良いんだけれど
恐ろしく重たいんだよね >>236
状態良いね
うちには I 改良型が有るわ >>306
22V電池でアルミもマグネシウムも入っていない
タングステンフィラメントだけの電球を使うタイプのが
うちに有ったわ
あれに使い捨てのバルブつけて使えるのかな? >>312
なるほど〜 閃光粉からストロボへと移行する流れの中で、一時的に代打を務めた徒花的な存在とも
いえるわけか 45年〜55年くらいまでの実質10年間だけが束の間の主役の座だった、という
・・・なんかより一層いとおしく感じられてきたよ閃光電球 ちょっと前に紹介したミノルタオートワイドにも閃光電球をつけてみた なかなかの勇姿だ
https://i.imgur.com/7dbuUKx.jpg
ところでこのミノルタ、初めて試写してきたんだけど、なんかものすごく良い 広角なんで絞って5.6〜8
で撮ってる ピントは∞にしたまま
レンズが現代モノと変わらないレベルと感じる、ホント60年前のものなのかこれは? >>314
ありがとう
コニカIがあるなら、IIやIII、Sシリーズなんかもコレクションに加えてはいかがでしょう?
このスレでは特にSIIを推しております >>318
ミノルタオートワイドはミノルタ唯一の広角機だったので結構長いこと生産されていたらしいね。
自分が持ってたのはオーバーホールにだしたら修理屋の主人にこのカメラは1965年製(発売年から7年)だったと言われたよ。後期のやつはレンズが曇りにくく良いらしい。
なんにせよ、小文字mioltinaロゴを作ったデザイナーがデザインしたカメラだからカッコいいし、背面ダイヤルとかいまのデジカメを彷彿とさせるUIは面白いよね。 >>320
お〜、1965年でも続いてたってのはすごいね
っていうのは、ミノルタにしてもコニカにしても1963年にCdS方式の露出計を出し始めたんだ
→1963年ミノルタハイマチック7
→同じく1963年コニカオートS
当時としてはセレンからCdSへの切り替えというのはほんと革新的だったと思う
CdSの幕開けから2年間もセレンを出し続けたということは、逆に言えばミノルタオートワイドの
商品価値がとても高い水準で維持し続けたってことになるよね
>小文字mioltinaロゴを作ったデザイナーがデザインした
完全に同意するよ、ホントかっこいい 傑作といっていい! >>318
こんなパリッと写るんだー!
今の目で見ても良い部類に思う。
ミノルタのコンパクトはもっと新しいハイマチック7S2と末期のAPS物しか無いけど昔から良かったんだね。 >>322
ありがとう ハイマチック7sIIというと1970年代後半でしたっけ?現代的で綺麗な写りをするんでしょうね
それより20年も古いカメラでもあなどれない写りです、ミノルタ良いです!
オートワイドは絞り羽根がシャッターよりも外側に設置されてるんですけど、それも写りの良さに一役かってる
んだと解釈してますけど(そのかわりに前後に太った印象のスタイルになる)
自分は70年代のは所有してないんですが、60年代ですとハイマチック7、ユニオマット、ALSなどを持ってまして、
特にALSの超コンパクトさと美しさには惚れております
ミノルタは、中古だとコニカほどは入手しやすくないですね 50年代はシックスのブームでスプリングカメラがかなり有るけど、ドイツ製に比べたら張り革が同仕様も無くボロいのが多いんだけど
革の張り替えで蓋の部分の台形部について上手く貼れてるサイトとかしりません? >上手く貼れてるサイトとか
スレ主ですけど、ごめん良く知らない 自分も知りたいんで、どなたか情報求む
シックスといえば、最近マミヤでリバーサルに初トライ中なんだけど、露出にシビアっぽくて
びびりながら撮ってます ネガしか知らないもんで、うまくできたら感動なんだろうな〜
120のリバーサル作例を誰かUPしてくれないかなあ ポジティブはラティチュードガーとか言うけど、デジから始めた者として特に気にならないけどね
デジタル化も楽だし
作例とかは撮影板がいいかと >>323
こちらこそ。
7sIIは確か1977年だったかな?輸出用なのでそれなりに探しました。
そうですね…現代的ですが大体一眼レフのMCとMDロッコールの中間みたいな写りに見えます。建物や風景で割とシャープなのが気に入っています。
実はハイマチック7&9は有るんですが不動でして、修理するか迷い中。
ALSはちょっと興味有るけど…て感じですかね。 >>326
うん、気負わずにがんばってみる
>>327
輸出用って自分は持ってませんが、かつてどこか外国で使われた個体だと思うとなんかいいね
その個体ならではのストーリーとかありそうで。 トプコンの一眼レフを紹介
PRという機種 1959年製
https://i.imgur.com/wI9ylBZ.jpg
この当時トプコンはレンジファインダー機の35と、二眼レフのプリモフレックスが主力だった
(その2年前の1957年には、Rというレンズ交換式高級一眼レフをデビューさせているけど高価で
庶民には高嶺の花)
で、レンズシャッター式かつ固定式の一眼レフを登場させたってわけ
この方式は日本初! しくみとしては
(1)シャッターチャージするとミラーが下がる。と同時にレンズシャッターがカパッと全開する
(2)レンズに入った像は、ミラーからペンタプリズムに導かれてファインダー部から撮影者の眼に
飛び込むようになる
(3)シャッターを切ると、ミラーが跳ね上がり、フィルム側へと像が導かれる
ミラーが跳ね上がってから規定の時間でシャッターが閉じる
以下くりかえし
クイックリターンではないので、チャージ後でないとファインダーは真っ黒なまま レンジファインダー機ではできなかった、”ファインダーから見えてる像をそのままフィルムに取り込みたい”
ということが実現できたってことがこのしくみの最大の特長
ああ、(1)で、はじめシャッターが全開してたらフィルムに光が入っちゃうんじゃないの?と思われるかもしれないが
下りているミラーが遮光性バッチリな構造にしてあるので、問題ないんだ 1959年というと、ニコンだとFが出た年になる
けど、レンズシャッター機かつ一眼レフ、というジャンルで比較するなら、ニコレックス35というのが1960年に
出てるので、トプコンのほうが1年早い
すでに以前に紹介済だけど、ニコレックス35IIとのツーショット
https://i.imgur.com/FxroYRy.jpg
https://i.imgur.com/FnU28jZ.jpg
トプコンよりニコレックスが大柄なのは、露出計が内蔵されているから トプコンPRは、凝った仕掛けがひとつついている
ファインダーの接眼部のすぐ内側に、上下二枚のまぶたがあってシャッターチャージと連動して上下に
全開し、シャッターが切れると同時に全閉する
これはファインダー側から光が漏れ入射した場合にフィルムに届かないように遮蔽するもの
このこだわりはトプコンならではだ
ただそれが動作している様子は撮影者には全然見えず、なんかとってももったいない レンズはトプコール50mm f2.8
まあだいたいトプコールを悪く言う人はいない
上のほうでトプコンPRが至高だと言っていた人がいたけど、やっぱりトプコールレンズに魅了されたって
ことなんだろうと思う
まあ、中古でもけっこう高価だしあまり見かけることもない
もし売ってたら迷わず買っていいと思う canon P型出て来たんだけどキタムラに売りに行けば良いのかな? Pは1959年製 それ以前の機種だともっと価値は高かった
とはいえ人気あるからダメダメなジャンクでも1500円くらいは値がつくかな
ただし幕がしっかりしてないと致命的ですけど
後付けの専用露出計あったらそれだけで5000円払う人はいますよ、探すべし
キヤノンFPメーターでも3000円オーバーで売ってますからね
あと、本体よりレンズのほうがずっと高く売れるでしょう
良いマウントなので価値あるんです >>334
PRはプリズムの銀メッキ蒸着が経年劣化でダメになったものが大変多いから、お勧めできない。
買うなら間違いなくPRIIだよ。 >>335
ヤフオクで1000円スタートで流せば7000円から15000円になると思うよ
シャッター幕ありでだけど
検索ワードにライカとか付けといたほうがいいかも >>337
おっしゃる通り 蒸着の上から塗布してある黒樹脂がバッキバキにひび割れる
自分のは全部剥離したので、反射率が落ちて若干暗くなってしまった
確かに迷わず買えというのは軽率だったか
トプコンの歴史の一翼を担った機種ということに価値を感じられる人にのみおすすめすることにする
PRIIだと、この劣化問題はないの? >>335です。専用露出計もついてますが。ど素人なので買い取り店に行きます。色々ありがとうございました。 いいカメラじゃ無いから店売りなら買い叩かれるかも気をつけて 1950年代にひときわ輝いていたメーカーのひとつに「アイレスカメラ」がある
1950年に創業→1960年倒産
わずかの間に名声を勝ち取った素晴らしいメーカー
すでに>>55付近で1954年製のアイレス35IIを紹介したんだけど、その後継機種を紹介する
https://i.imgur.com/FhtCTdt.jpg アイレス35IIIBという機種で1957年製
堂々とした姿 とてもカッコいい!
基本デザインはIIとかわらないけど、いろいろ進化している チャージがレバー式になったりフィルム自動カウンター
がついたり。
レンズスペックはf3.2とかわらない ただしもっと明るいレンズがついた高級機種も存在する
https://i.imgur.com/5y7za1F.jpg
https://i.imgur.com/n0wmEEx.jpg
両者とも、なんだかみればみるほど惚れ惚れする美しさを持っている
造りも丁寧だ ここではまだあがってないミノルタのセミP買ってきた、'51年発売。
ボディーがダイキャストに移行し始めた頃の機種だから、当時のパールシリーズなどと較べると拍子抜けするぐらい軽いね。
レンズ、シャッター、蛇腹もおおむねOK、ヘリコイドが少し重いのと貼革が一部欠落。
そのままフィルム詰めて撮りたかったけど、お店で見たとき裏蓋のフェルトがへたってたので、試写は軽くメンテしたあとかな。 >>344
ミノルタのセミP、程度良好っぽくていいですね!
アルミダイキャストは軽くて剛性があるのが利点 同様な例だとスーパーフジカ6も軽い
自分が>>31近辺で紹介したコニカパールIIとまったく同じ1951年製なんですね
コニカパールの場合、IV型でやっとダイキャストになったような
試写で光漏れないことを祈ります 暇だったのでガバナー洗浄、蛇腹の保革油、フェルト/毛糸の交換、等々。
プロマーレンズはコーティングがデリケートなので気を遣う。
>>345
ありがとう。
パールは戦前セミ、U、Vと持ってるけど、Vは自動巻き止めが少しずつズレてく不具合で、修理屋に改善不可と言われた。
赤窓式は壊れようがないから、撮影時の手間はあるけど安心感がまったく違うねえ。 さらにアイレスをもうひとつ
35IIIBと同じく1957年にアイレス35IIICというのも発売された
デザインの傾向が35IIや35IIIBとがらっと変わったのが特徴
側面部がラウンドしていて、ライカM3と類似したデザイン
https://i.imgur.com/QlmMz5K.jpg
でもディテールは実はそんなに似ていない
ただ全体のバランスがほんと秀逸
45mmでf1.9 高級機種だ ファインダー枠がヘリコイドの前後動作に合わせてニュルニュル動く
のが特徴 1950年代国産レンジファインダー機の人気ランキングがあったら、この機種はベスト3に入るんじゃなかろうか
>>217氏の
>この前アイレス3c買ったけど言うほどM3じゃ無かった
の発言があって、自分も欲しくてたまらなくてジャンクで入手したもの
>>290の画像の中にもコレが写ってる 工作精度が高いというか緻密というか、妥協してないところが非常に魅力!
https://i.imgur.com/QEJVyUe.jpg
フィルム室を開けるためには、一旦底部をパカッと取り外した後、そこに現れるレバーを引くという
二段階の操作が必要 やや面倒だけど、それもまた良し R←→D
と表示されてるレバーは見慣れないかもしれない
通常は中立の位置
終わったフィルムを巻き戻すときはR側に倒してロック解除する
多重露光させたいときにはD側に倒すと、シャッターチャージはしつつフィルムコマ送りをさせない、という
使い方ができるんだ ドイツ製みたいに中まで手が込んでるとかはないけど
がわの精巧差を演出してるねアイレス
50年代の国産カメラは機能こそ満たしてるけど、造りが微妙だよね まあそういった面もあるかもしれないけど、低価格への工夫とかも含めて、この時代の国産カメラは愛すべき
存在だと思ってるんだ 久しぶりに二眼レフの紹介をしてみる
>94でもちらっと画像をあげたプリモフレックス
これはトプコンというメーカー製で評判が高くよく売れたようだ
このふたつ、まったく同じようにみえるけど
https://i.imgur.com/fb4YhF0.jpg ケースに入っている方が1950年製の初期型1Aで、手前のもう一方は1952年製の1Bという
機種となる
大きな違いはなにかというと、フィルムの繰り出し方がちょっと進化していること
1950年製だと、赤窓を使って自分自身でフィルムを繰り出さなくてはならない 赤窓に番号が出てくるのを
目視確認して送りを停める 一般に国産二眼レフの場合、だいたい1954年前後から「セミオートマット」というフィルム繰り出し方式が採用されて
いるんだ フィルムに書いてあるスタートの線を、カメラ内にあるスタートマークに合わせさえすれば、あとは
ノブを回していくだけで自動で1枚目でストップするし、以後も自動でカウントしてくれる
じゃあそれが出る前の1952年頃の二眼レフはどうなの?というと 赤窓式とセミオートマットが混ざり合った、なんだかちょっと中途半端?な方式が採用されていたりする
https://i.imgur.com/WG4tgDK.jpg
これが1Bの底面部なんだけど、赤窓がついていることがわかる
先ずは、ここでフィルム番号1が出るまで自分で繰り出しをするんだ
そうするとカメラは「人間さん、そこまでやってもらっちゃってスミマセン、こっから先はボクが自動でストップ
させますから」と言ってくるので、あとは任せる
みたいな使い方をする このようなちょっと味のある繰り出し方式は、なんだか人間味があって個人的にはとても好ましい
赤窓式からの進化の端境期にあたるものなので、あえてこういう機種をコレクションするのはいいんじゃ
ないかな
値段も1954年以降の機種だといろいろと機能が付加されて高価な傾向なのに対して、リーズナブルな
のが良い 秋の気配を感じつつ、二眼レフと戯れるのもいいものだ
https://i.imgur.com/LFfOwSE.jpg
https://i.imgur.com/rf3Tjsf.jpg
どちらの機種もトーコーというレンズなんだけど、似たような時期にトプコールをつけた高級機種ってのも
ラインナップされていたらしい セミオートマットと、この赤窓併用式との区別方法なんだけど、フィルムカウンターをリセットさせたときに
「S」になれば前者、「1」だと後者となるので覚えておくと便利
あ、ちなみにリセット動作というのは、フィルム送りノブの下に小さなボタン@、フィルム送りノブの中央部にボタンA
があるんだけど、
この@を下に向かって押し下げながらAを押すとリセットが発動するんだ
シュッ!って感じで一瞬でバネの力でカウンターが戻るのをみると、けっこう幸せな気分になれる ローライコードのコピー達だね、なんで訴えられなかったんだろうと不思議。
ボディはまるごとコピーしたのか、パララックス補正機構のな残りまでコピーしたのが多かった
もちろんパララックス補正機構はつけなかったけど >>360
調べたらローライコードって1933年デビューなんだね
十数年前のモデルのコピーってことでお目こぼしされたのでしょうか?? >>360
当時の光学製品はドイツ独り勝ちだったから、島国の小国がイコンタやライカ、ローライのパチモン作ろうが、精度面(=商品価値)で追いつける訳ないとタカくくってた
一眼レフ全盛期の頃、日本のカメラ品質を脅威に感じたドイツメーカーが、真面目にクレームつけるようになってきた
カメラの製品名についてもイチャモンつけて、 Nikon → Nikomat/Nikkormat、M-1 → OM-1 など改名させた
一眼レフ製造で劣勢に立たされたドイツメーカーのつまらん意地かしらねぇ 見た目や機構のコピーじゃなくて、あからさまにローライから型とってるんだろうな
そのおかげで裏蓋はいろいろ転用出来るから嬉しいのだが >>356
赤窓で一コマ目まで出してそれ以降は自動巻き止めになるのはセミオートマットとは言わないよ
それは赤窓式に分類されて自動き止め機構付に当たるもの
しかもそう言った方式はかなり多く採用されてると思うんだけど >>364
うん、セミオートマットとは言ってないよ >>365
セミオートマットなんて混ざってないよって言いたいんじゃない? んー、ちょっとわからない混乱中
S−−12345 というカウンターと 12345 というカウンター の違いを説明したつもりなんだが s始まりでもセミオートマットじゃ無いし、セミオートマットの場合もある このスレでいいのかな?
入手したベビーパールの蛇腹がひどく痛んでたので、補修するためいったんカメラから取り外し、
臨時に和紙で蛇腹をつくってみました。
http://i.imgur.com/Cgjazno.jpg
http://i.imgur.com/KJyOpZs.jpg
http://i.imgur.com/79Jfg8r.jpg
本物の蛇腹は表面に0.3mm厚の山羊革を貼るのですが、とりあえず革材料が手に入るまで和紙の蛇腹でテスト撮影するつもりです。 >>373蛇腹自作とはすごい 上級者!
スレ主ですけど、私など到底足元にも及ばない
フィルム室への接続、レンズへの接続もたいへんそう 光漏れなきことを祈ります
しかも120フィルムではないんですよね??
ハードル高いことをやってらっしゃる 革は穴が多いから裏地は遮光性のある素材を使うの忘れずに
遮光裏地、紙(骨材)、革と張り合わせた上で台形蛇腹は気が狂うぐらいめんどいから
焦らずに ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています