>共生という美しい言葉の裏側に隠された危険なワナとは何か

一見、美しい概念に見えるが、絶対に信用してはならない概念というものがある。
それは、「共生」というものだ。

共生=共に生きる。

これが実現不可能であることは、誰が考えても分かる。
とても美しい言葉なのだが、どう考えても、これは机上の空論だ。

世の中には、過激派テロリストもいれば、反社会分子もいれば、
悪意を持って世の中を混乱させようとするグループもいれば、
その国を破壊するために国外から送り込まれた工作員やスパイもいる。

この世が優しくて素晴らしい人ばかりだったら法律はいらない。
弁護士も刑務所もいらない。
多くの人々が互いに助け合って生きていけるのであれば、
社会福祉ですらも必要ないかもしれない。

しかし、現実には、犯罪者が大量にいて、利己主義者も、破壊主義者も、
暴力を振るう人間も、騙す人も、殺す人も、国を売る人間も、山ほどいる。

よくよく考えれば、「共生」というのは狭い範囲でしか成り立たない概念なのである。