今日見てきた。
主人公の修道士がキリスト教徒弾圧を目の当たりにして「神はなぜ沈黙なさったままなのか」と独白するシーンである映画の一シーンを思い出した。
それはポール・ニューマン主演の「暴力脱獄」。
ニューマン演じる主人公の囚人が刑務所を脱獄し、逃亡中、一軒の古い無人の教会にたどり着く。
そこで彼は「あんたが俺を作ったのだから教えてくれ。俺はこれからどうすればいい?」と神に語り掛け尋ねる。
当然、何も起こらない。
主人公は神に愛想をつかし、その直後に追ってきた看守に射殺される。
この映画にはキリスト教にまつわる話が暗喩として表現されているという話なのだが、存在しない神への信仰をどう捉えるということは
欧米キリスト教国では普遍的なテーマなのかね?