この映画の作り方はどうしてこうなったのだろうか。映画の一番のテーマは千草の言う「この
世の中に好きになっちゃいけない人なんていないよ」というセリフだと思うのだが、そのセリフ
を脇の千草(森川葵)に言わせている。
おかげで森川葵さんはずいぶん得な役回りだったようだが、スタッフの感覚が少しずれている
のではなかろうか。