この作品、最初から最後までエンツォが走ってたけど、最初は未来も何もない絶望してる男がただ捕まりたくないから
走ってたのが、アレッシアを失った悲しみで何をどうして良いのか分からなくなって走り、使命に目覚めて人々を守るために
走り、最後は報われないと知りつつも愛してくれた女の夢見た世界を守るために、夜空を駆けて街へと飛び出していくんだよな

映画が進んでいくにつれ、彼が葛藤して苦悩して、そして前へと進んでいくのがよく現れてたと思う