>>146
あなたの書き込み見てふと思ったんだけどインランド・エンパイアの構成として、1.ローラ・ダーンや
ジェレミー・アイアンズ等の「暗い明日の空の上で」のリメイクの物語(現実)、2.ポーランド映画「暗い
明日の空の上で」の物語(架空) が複雑に絡みながら進行し、最後はローラ(現実)がポーランド
映画の語り(架空)の中に侵入してしまい、原題の47の秘密や実際の殺人を体験して行くというような
ことがおおよそ理解できました。殺人はおそらく役の中で親密になった主役たちの不倫に対する夫の
嫉妬によるものでしょう。そしてうさぎの格好をした者たちの役割は、ドアを通じてこの2つの世界を繋ぐ
というか物語全体を引き回す役目の者たちのなのでしょう。最後のシーンの歌とダンスは結局ここは
ハリウッドだったんですよという緊張からの解放(そこで本来われわれ観客はホッとし笑うのです)。

サンクス!