変な映画だった。Rotten Tomatoesの評価が高いから期待していたんだけど..

会話が最小限で、人の名前もほとんどでてこないのはよい。しかし

「静かな浜辺にスツーカのサイレンが鳴り響く」

という予告編であったシーンになんで分厚い音楽をかぶせるかな?緊張感が台無し。
追い詰められた状況では人間バカなことすると思うからそれは問わないが最後の

「燃料切れのスピットファイアがずっと直線飛行している」

のには唖然とした。まるでファンタジーじゃないか。ちょっとよくわからなかったが
その状態でスツーカ撃墜してた?

ふーん。ファンタジーになったんだと思っていたら着陸前後のシーンをみるとそうでもないし。
転覆する船の道連れになる兵士の描写はちょっとリアルに感じられたか。他は緊迫感0。

昔の映画にもでてた「機首のデカいMe-109」を借り出したりとか努力は感じられるけどね。
あと無意味に視点を変え同じ場面をやってみるとか。。とにかく変な映画としかいいようがない。