ハリウッドの戦争映画 松本零士 新谷かおるの戦争漫画で固定されたドイツ軍のウェットなイメージ すなわち 鉤十字 黒色 髑髏 騎士 冷徹で機械的な人間達といったマンネリズムを打ち破る作品
戦場はひたすら泥臭く 泣き笑い怒る血肉が通った兵士達 ダンディで漢気溢れる主人公
当たり前にいた人達を当たり前に描けずにいるのはナチズムの蛮行がそれだけ大きく くびきになっているということか
ただでさえ ファッションや兵器の格好良さで魅力的だから他者を拒絶する冷徹な非人間性の集団と描写せざるをえない