小津安二郎も家族を描く監督だけど
あるかなきかの紐帯を苦く描くわな
家族は「必ず」、「絶対的に」崩壊することが分っているから
永遠のように語ることは虚しい
当たり前だろう、人は死ぬんだから
大切な親も子もみんな死んでいくんだよ

そこでそれでもなお家族の愛を描きたいのが
韓国映画の傾向だろうと俺は思うわけ
それは別にいいんだが、下手な監督が撮ると
暑苦しくなるから勘弁な、と思ってる