公開直前に無くなった林田監督の『ブリュレ』を映画芸術で2008日本映画ワーストに挙げ、下記のコメント。

『ブリュレ』はファンタジーに逃げている、と思った。
観客に頼りすぎではないのか。
放火を繰り返す彼女たちが理解できない僕は置いてけぼりだった。
僕は作品を通して「分からないことを知りたい」のに。

最後にちょっとだけ。
林田くん、ワーストで選んでしまったよ。
たくさん考えたけど、入れずにいられなかった。分かって欲しい。
でも卒業以来に映画が見れたのは嬉しかった。
電話で、「僕らは映画を通して会話をしよう」と伝えたのが最後になってしまったね。
僕はこれからも伝え続けるから天国で見てて欲しい。ではまた。