続き

2022年。〈大停電〉
西海岸で原因不明の大爆発が起こる。街は数週間に渡り、閉鎖された。アメリカ国内の電子的なデータはほとんど破損し、破壊された。
財政や市場は世界的に停止し、食物の供給は切迫。停電の原因についての見解が広がるが、どれも証明されてはいない。
世の大半はレプリカントが原因と非難した。

2023年。〈レプリカント禁止法〉
統治権力者はレプリカント製造を無期限的に“禁止”する法律を制定。4年の寿命しか持たないネクサス6型モデルは全て退役となる。
生き残ったネクサス8型は解任されることとなる。すなわち、彼らは逃亡の可能性がある。

2025年。
理想主義的な科学者ニアンダー・ウォレスは、遺伝子組み換え食物を開発し、その技術を無償で提供、世界的な食糧危機を終焉させた。
彼の会社・ウォレス社は世界に進出−そして異星の植民地へもその力を広げる。

2026年。
ニアンダー・ウォレスは倒産したタイレル社の負債を買い取る。

2030年代。
ニアンダー・ウォレスはタイレル社の遺伝子工学と記憶移植の方法を強化し、レプリカントを従属的かつ制御可能にするため開発を進める。

2036年。
レプリカント禁止法が廃止となる。ウォレスは新型の“完成された”レプリカント−ネクサス9を発表する。

2040年代初頭。
LAPDは既存のブレードランナー組織を強化。違法のレブリカントを探し出し、解任する役目を負う。

2049年。
前作から30年後のロサンゼルス。気候変動により海抜が劇的に上がる。巨大な海壁がSepulveda Pass沿いに建設され、
ロサンゼルスの流域を保護している。ロサンゼルスは以前にも増して居住不可能となり、貧困と病気が蔓延している。
異星の植民地への移住ができない不健康な人間たちが取り残されている。新鮮な食物はなく、居住者たちは道端の自動販売機で販売されている、
ウォレス社の遺伝子組み換え食物によって生きながらえている・・・。

https://cinema.ne.jp/recommend/bladerunner2017091311/


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