映画にも刺客の銃撃殺害する側のリアリズムが描かれんとのう。
刺客の方にも、はやる気持ちを押さえて辛抱する抑制が必要じゃし、距離目測誤ると
未遂な成るけぇのう。
わしらが子供ん頃は戦争ごっこが盛んで、石の投げ合いから棒で叩き合うけぇ
怪我人がえっと(多く)出よったんじゃが、時おり戦争の戦闘体験者が
アドバイスしてくれよったよ。「石投げるんも無駄で早いけぇ距離が詰めれるまで
辛抱して待て」「好機を見逃すな一角が崩れたら突撃」じゃとかのう。
集団戦も個人戦も原則は一緒よ。広島県はそがぁな土地柄で、はやる気持ちの
短気さでの乱射は戒める方じゃったけぇのう。
土地柄の平地の狭さも日本のそけぞれの地域によって違うわけで殊に平地が狭い
広島県は距離を詰めて闘うスタイルじゃけぇのう。九州なんかも広島たぁ平坦な
土地が広いし、東日本は山が高くとも平地も広いけぇ、広島人ほど距離詰めての
戦闘スタイルと違う、土地柄郷土性が映画に反映された方がリアルなんじゃがのう。
