BvSでのキャラクターがコミックと違うって言ってもDCコミックスは80年にも及ぶ長い歴史があるわけでしてね…
例えば状況によっては殺人もいとわないバットマンってのはライターや作品によってはコミックにも存在し
コミックコードの制約が入る前のゴールデンエイジ初期の元祖バットマンは
「言え。さもなきゃ殺すぞ」が決め台詞で必要であれば普通に悪党をぶっ殺す、まさに文字通りのダークナイト(暗黒の騎士)
https://dotup.org/uploda/dotup.org1560152.jpg

ちなみに後に平行世界アース2とされたこのゴールデンエイジ版バットマンは
クライシス・オン・インフィニット・アースでアース1のシルバーエイジ以降のバットマンと歴史が融合し
ニューアースのバットマンとなり、インフィニットクライシスやフラッシュポイントを経て
現行のプライムアースのバットマンに繋がるわけで、設定上まったくの他人というわけではない
(最近のセリーナとの結婚話などなど)

バートン版もそうだけど不殺の誓いを厳守しないバットマンっていうのを
批判する人たちがいるのも分かるけど(まぁコミックで不殺を大きなテーマにしたアンダーザキレッドフードとかが人気だし)、
映像作品という媒体を変えた一種のエルスワールド(異世界)においては
映像表現上の分かりやすさを含め、大きな問題ではないと自分は思う

スーパーマンに関してもNEW52版やスーパーマン:アースワン版に準拠していると考えれば
それほどおかしくもない

MoSを批判したマックス・ランディスをトレースしたレックス・ルーサーや
あっさり殺される戦場カメラマンに扮したCIA諜報員ジミー・オルセンは
ああ、やりやがったな…って感じだけど