ゴダールは冗談だがこの監督才能あるよ。

映画マニアがみると感じると思うが
1章2章…と区切って駄菓子みたいなガキっぽい映像感覚で引っ張っておきながら
第4章でなにやら雰囲気を変えてくるんだよ。

予告ではほのぼの自然ものかなーと思ってた秋の山林のキャンプシーンだが、
これがね、ちょっとだけサイコサスペンスっぽくなるんだよ。

若い子は気付かないかもしれないが
ツインピークスとかサスペリアみたいな匂いがほんのちょっとするんだよ。
複雑な森の枝ぶりとかに登場人物の複雑な葛藤を譬えるようなセンスを感じたな。
そこにちょっと驚いた。

マンガっぽい映像センスとか
ういらぶの監督はもしかしてかつての大林宣彦の後継かもしれないよ。