「湯を沸かすほどの熱い愛」

これほどの糞映画も珍しい・・・・。

お涙頂戴系映画なのに、観終わってこれほど腹が立った映画はない。
これを観て号泣し「とても良い映画だった」と思うのは、中国人か朝鮮人だろw

各種映画賞受賞?それがどうした?昔からだが映画賞授与機関、存在意義なし。
それを改めて再認識した。

なんと言ってもラストシーンの煙突の煙色・・・・、だから湯を沸かすほどの愛なのかw
何考えているんだか、監督のデリカシーの無さと神経を疑う。
それを最後に店を閉めるんだったらまだいいが、商売道具を何だと思っている。
誰がその後、あの銭湯を利用したいと思うんだ糞が!客をなんだと思っている。
いくら作りものとはいえ、自己中にもほどがある。

女子高生が教室で下着姿になるシーン、なんだあれは。
あのような場合、解決策に使える方法はいくらでもある。
家族映画にさえ、どうしてもエロ的素材を入れなきゃ気が済まないのかね。

小学生がお漏らししてパンツを脱がせるシーン・・・。
脱がせている下半身を映す必要性はまったくない。下品。
何をするのか分かっている訳だから、上半身の映しだけで充分だ。
これだけとっても、映画としての品格がない糞。

BGMが圧倒的に少なすぎるし、そのわずかなBGMも貧弱。だから感動がいまいち。
音楽次第で観る者の感情の動き方が左右され、映画全体の印象も変わってくる。
音楽は、映画の良し悪しに大きく影響を与えるという事をこの監督は知らないようだ。
それともBGMに頼らなくても最高の作品を造れるとうぬぼれているのかな、この糞監督。
映像とBGMの関係は、歌における作曲と編曲の関係と同じという事を、悪い例で再認識させられる作品だった。

邦画を字幕付きで観たのは他に経験がない。聞こえない、聞こえにくい台詞が多々。

最近、涙腺がゆるくなってきた僕だけど、一滴の涙も出なく逆に怒りがこみ上げてきた。

大筋のストーリーや宮沢りえ・杉咲花の演技が非常に良かっただけに、
変態エロ下品な糞監督の責任は重い。
もし監督をテア・シャーロックあたりがやっていたら、最高の名作になっていた事だろう。

この糞映画を観るために使った時間を返してほしい。