教誨師(きょうかいし)【大杉漣主演】
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死刑囚6人との対話が始まる。
教誨師とは、 受刑者の心の救済につとめ、
彼らが改心できるよう 導く人。
なぜ、生きるのか−−。“死”の側からとらえた強烈な“生”の物語
大杉漣、最初のプロデュース作にして最後の出演作
なぜ、生きるのか。
映画『教誨師』公式サイト
http://kyoukaishi-movie.com/
2018年10月6日(土) 公開
大杉 漣
玉置玲央 烏丸せつこ 五頭岳夫 小川 登 / 古舘寛治 ・ 光石 研
監督・ 脚本:佐向 大
エグゼクティブプロデューサー:大杉 漣 狩野洋平 押田興将 >>96
>>97
久しぶりに最後の最後でズシンと来るというかものすごくインパクトを与える作品に出会ったわ
どちらかと言うとゾッとしたっていう風な感じの方が正直なところ
この進藤正一さんっていうジイさん…これは冤罪で死刑判決喰らった人をモデルにしてるんだろうと。
例えば名張毒ぶどう酒事件の奥西勝さんや袴田事件の袴田巌さんとか…
最初俺も観てるうちに性格的にも何でこんな人が死刑判決喰らったの?みたいな印象を受けたし、死刑に至る詳細に触れるような雰囲気でも無かったところでもしかして冤罪事件⁈と思ったわ
そして識字能力ほぼゼロのじいさんが最後に教誨師に渡したグラビアに書いたメッセージ…
「あなたがのうち、だれが私に罪があるとせめるのか? わたしが真理を語るのに、なぜあなたがたはわたしを信じないのか?」
『ヨハネによる福音書 第8章46節』
これを見てやはり…と確信したわ
今まで読み書き出来なかったのにこの一節を寄り抜いて渡すっていうのが本当に凄まじい話
過去においてはグリーンマイルを連想させるエピソードでもあるねぇこの作品は 最後にズシンとくる感じ、「告発」見た後もこんな感じだったな、と思い出した
「グリーンマイル」読み終えた後も確かに似たような感じだった >>127
顔の見えない相手に匿名で喚く輩は大勢いるけど、対面で声に出して主張できる奴がどれだけいるか 承認欲求が強いだけ
そだねーしてもらえるまで何度も同じ話を繰り返す >>128
俺も冤罪だと思った
自分の名前しか書けなくて何のことかわからないままにサインしたら借金肩代わりさせられた、
っていうエピソードがそれを暗示してるんだろうな
上の方でも書いてる人いたけど
この映画は主人公が牧師というだけで表向きはキリスト教色をそんなに強く出していないが(出してしまうと動員数減ったりとか色々問題ありそうなので)、
その実、聖書の素養が相当ないと、つまり聖書的なものの見方が身に着いてる人じゃないと理解が難しいかも知れない
そんなことない、キリスト教なんか知らないけど深い感銘を受けたという人は生まれつき文学的・宗教的センスのある人だろう >>133
後段
聖書知らなくてもそれなりに消化できるけど(たぶん大多数の観客がこれ、俺も)、聖書知ってたらより深く理解できるって感じかね
ある意味巧妙な作り >>134
佐伯が宗教観捨ててまで高宮と向き合おうとするあたり宗教詳しくなくてもラストは理解できそうだね
そこまで集中力持つかどうかの勝負だけど >>135
俺は集中しすぎて奥さんの車の中でやっと息つけたw
何気ない夫婦の会話に救われた 2度目観たら印象ががらりと変わった人がいた
高宮
最初はディベートに勝つことで自分の存在感を見せ付けようとしてたのに
回を重ねる毎にたんだん弱気になって死刑の是非論とか始めちゃって
腰を抜かしつつ囁いたのは「死にたくない」じゃないのか?
思わず「貴方のことが知ることが出来て感謝します」 佐伯
吉田には酒飲んでないと言いながら嫁に身体壊すよと言われるほどの大酒
兄の死の償いのために教誨を始めた風だけど、実は・・・
兄の霊が出てきてニヤニヤしてるのは、それを見透かしているからじゃないのか
グラビアに書かれた進藤のメッセージを素直に受け取れたのか否や 今日子ちゃん
この人のキャラは何人かの事件の犯人、容疑者、または噂されてる人を掛け合わせたキメラじゃないかな
改めて烏丸さんの凄さを思い知らされた >>1
この映画も素晴らしそうですが、
「事実も小説・フィクションよりも奇なり」です。
そして、人生そのものが真の娯楽・快適モードになれる知識がそこに有ります。
【神・救済の存在証明】
2000年の少し前頃に発刊され、アメリカで異例のベストセラーになり、日本でもベストセラー、
いまや30数カ国語以上に翻訳されて読まれ続けているニール・ドナルド・ウォルシュ氏の『神との対話』シリーズ。
もし本当に「神の存在と恩寵」を確信したいなら、まず正しい「神の理解」が必要です。
そして、その「正しい理解・認識」によって「神の存在の確信」と「安心感ある人生」が可能になります。
事実、この知識の有る無しほど大きな「幸福格差」はないと思います。
すぐには信じがたい話だとは思いますが「運命は全て必然・完璧・(深い意味で)成功のみ」とのことです。
また「我々の魂は永遠に不死」です。
そして、世の多くの宗教は同じ一つの神からのメッセンジャーにより発生したものとのことです。
一見、少し怪しい題名の本ですが、誰にも身近な共通の一つの神様です。
これらの事を「知るだけ」でも人生の絶望が無くなり、最大の財産を手に入れたことになると思いますし、
知ると知らないでは人生の楽さに大きな差が出ます。
人生の価値観や優先順位も確実に大きく変わると思います。
そして「魂は不死であること」を「医学的な奇跡・検証」で証明した『喜びから人生を生きる!(臨死体験が教えてくれたこと)』という世界45か国でのベストセラー本も紹介しています。
もちろん無料です。
《10分ほどで読めて分かる『神との対話』》
https://conversationswithgod.wixsite.com/kamitonotaiwa-matome >>45
サイコパスだらけだろ。
古舘は徹頭徹尾罪の意識なんかまるでないし、
大量虐殺の若者だって、自分の理屈に疑いを持ってない。でも自分が死ぬのは怖いというだけの話。
>サイコパスなら汗ひとつ滲ませず自己正当を朗々と語りながら死刑台に立つ
そんなもん、お前がサイコパスを間違って決めつけてるだけ。 >>68
大杉の遺作はバイプレイヤーズじゃねーの? 明後日スバル座でティーチイン(トークショー?)
行けないけど 高宮の最後の言葉は「嘘つき」かなーとなんとなく思った ねえ、教えて。
最初にカレンダーが倒れたのは誰のどのシーンだった? >>142
サイコパスって違和感あるな
自分が正しい!または強い!と思い込み、周りに主張しなきゃ
精神が崩壊する弱い人間という描かれ方だったと思うけど
少なくとも
死刑囚は、普通に生きてる人間には理解不能な
残虐非道な畜生であり死んで当たり前な奴らなんですよという
描かれ方ではなかったよ
わけわからないまま落とし穴にはまっちゃた、みたいな
途方にくれた感があった
そこがかえって怖かった >>149
>死刑囚は、普通に生きてる人間には理解不能な
残虐非道な畜生であり死んで当たり前な奴らなんですよという
描かれ方ではなかったよ
わけわからないまま落とし穴にはまっちゃた、
は?
古舘も連続殺人犯も、
普通の人間には理解不能な畜生だろ。
そいつらは、殺す気がなかったのに、
間違って殺人をしてしまったのか?
違うだろ。
自分の信念に基づいての殺人だ。
世間と逸脱した、自分の中だけのルールで
人まで殺せるから恐ろしいんだわ。
それをサイコパスって言うんだよ。 >>146
怖いでも助けてでもいいんだけど
大杉さんが「そういうの判って僕満足」と思うのが肝 布団屋はサイコパスとは違うな
犯した罪に違いはないけど >>151
何を言ったかはわからないけれどきっと心からの本音が出たんだろうね >>155
自分は米津玄師に似てるかなーと思った
暗さが
漣さんが答えに詰まって下を向いたときに
満足そうに浮かべた悪魔的な笑みとか
その後の会話の応酬で
くるくる変わる表情に魅せられた
この人次にどんな顔見せてくれるのかなって たぶん劇団のエースなんだろうね
インタビュー記事見たら漣さんを慕ってて漣さんも目をかけてたみたい
手鏡を贈られて大切に使っているとか
このメンバーでまたやりましょうと声をかけられてたとか 自分は若い頃のエンケンに似てると思った
でも割と特徴的な顔立ちなのに、その時々の表情によっていろんな人に似て見える
自分も今まで知らなかった役者さんだと思ったけど、真田丸で織田信忠演じてたと知ってあの人か!ってなった
出番わずかだったけどすごくハマってた印象
このインタビュー記事なかなか良い
https://jisin.jp/entertainment/interview/1677289/ 舞台で玉置玲央見たことあるけど
ものすごく身体能力高かった
声もよく出て上手い人だと思ったけど、あんまり表に出てこないね
だがそれがいい 光石研の話もしようぜ
無様で目を背けたくなるようなキャラを
人間味たっぷりに演じてて安定の研さん凄い 刑務官を怒鳴ったりしつつもどこか人情味が溢れてしまうらしくない組長
ちなみに前出のインタビューによると漣さんから手鏡を贈られたもう一人は研さん >>160
冒頭で賛美歌覚えて熱唱してたのも全て佐伯を利用して審理をやり直しさせる打算だったのかね
出てきた死刑囚は誰一人罪を悔いていないんだな
最後の高宮以外 わざとだと思うが、会話劇だからステディーカメラだけでOKなのに
意識的に手持ちカメラ使ってブレブレの画面を作っていたのが気になった
最後、室内から初めて解放された車内場面で飲酒量の多さや
さりげなく煙草を吸おうする所はオンとオフの使い分けの俗物を感じた >>164
ぶれた画は佐伯だけなら死刑囚側の心の揺れともとれるけど、死刑囚の顔もぶれてたからなあ
ずっと照明しか明かりがなかったから夜か窓のない部屋なのかと思ったけど最後の烏丸だけ外の日の光が差し込んでたし
細かい演出の意図するところはわからないな >>165
カイジとか動揺してる本人もブレブレになるやん 烏丸せつこ、めちゃめちゃリアルで怖かった
喋りながらこちらの反応を見て距離を詰めたり突き放したり
自分のペースに巻き込もうとする会話術
ああいうおばちゃんいるわ、こわいわー 漣さん牧師似合わなかったなw
少しも悟れていない不安定さ、それが
「私はあなたを知りたい、あなたの側にいる」という
メッセージの尊さに結びついている >>149
君もサイコパスかも知れんから気をつけて。 関西のおばちゃんがこの映画見たら烏丸せつこに親近感持つんだろうか 関西のおばちゃんだけど別に親近感とかはない
ドラマとかに出てくるそこいらにいてそうな関西のおばちゃんの典型でもあるし
だけどやっぱり壊れてるというか普通の人ではない違和感みたいなのがあって
そのバランスが何とも怖いなと思った 豹変ぶりが怖かったな
キリストの話してる時だったからなおさら 高宮が喋れば喋るほどネットでイキってるやつやネトウヨかよ…と思ってネット媒体で見るならスルーできるが大真面目に語った挙句○人までするんだから目も当てられない
玉置の顔の作りもあってぴったりだと思った
烏丸さんは元ロマンポルノ?とかのセクシー系だっけ?
ああいうおばちゃんやらせたら似合いすぎだわ
古舘は最初結婚反対されて向こうの両親とかを…?と思ったら警察とかって言われてストーカーかよと 教誨師て執行に立ち会うんだね
それは、キツいだろうなぁ 高宮の最後の教誨で
高宮「メリークリスマス、にはまだ早いか」
佐伯「いえ、メリークリスマス」
のあと微かに高宮が笑みを浮かべたんだよね
何故高宮があんな振りをしたのか、少しは世間に迎合してみようと思ったのか、佐伯の熱意を受け入れた瞬間なのか
それまでの流れからして異質だったけど好きな場面 >>176
わかる
それまでは攻撃的な高宮の言葉に押されぎみで返す言葉がなかったり、感情が出てしまったり
そんな佐伯があの日は何を言っても揺らがなくて、そのことに戸惑いや苛つきを感じつつも何かほぐれる部分があったように感じた
メリークリスマス、その後の笑みはいつもの嘲笑みたいなのではなく柔らかな感じがした
もし次の教誨がいつも通りにあったら、高宮の態度に変化はあったのかな
いきなりは変わらなくても、その後も教誨を重ねる中で何か変わったのだろうか
佐伯はこれが最後だという思いがあったからこそ腹を決めて心をぶつけられたのだろうけど
ちょっと、それからの高宮というものを見てみたかったなと思う あそこのやり取りでてっきり次に執行されるのは俺だと気付いたんだと思った
だからまだ早いけどクリスマスまでは生きてねえから今言っとくわ的な事かと もしかして今までの人生で口にしたことなかったんじゃないか、メリークリスマスって
そんな風にも思った
想像はかきたてられるね >>178
年末に誰か執行されるというのは光石研が勝手に思ってる噂レベルの話だろうし、
そう言って騒いでるのが聞こえたり、所内の雰囲気で何となく本当に近々あるのかもと気付いたとして
それがいつ行われるか、クリスマス前なのかどうかはわからないと思う
いつもと違う佐伯の態度で何か気付いたかもとは思ったけど、いつもの高宮なら「何?オレ執行されるの?」とか突っこみそうなのに、
攻撃色が弱くなったというのがどういう心境だったのか、想像しきれないけど知りたくなる 高宮が執行前に倒れこんで教誨師に囁いた言葉が
ハラ軍曹ばりに「メリークリスマス」だったらと想像した 見てきた
ここまで重いとは思ってなかった。
高宮の執行シーン、自分が高宮になったような感覚に襲われて辛かった。
あれだけたくさんの人間に囲まれていながら誰に助けを求めてもどうにもならないんだと思ったら怖すぎて発狂しそうだった。軽くトラウマ。
正一(ホームレス)役の五頭さん、初めて見たけどすごい。
野口のシーンで登場する女性警官のリアクションが大きくてちょっと笑った。
回想シーンが微妙だった。殺された男の息子役の子はなんか良かった。
他の役者さんに比べて漣さんの話し方がちょっとオーバーに感じたけど、最後の車中の会話シーンとのギャップが出て良かったのか
2回くらい見ようと思ってたけど気持ちが沈んで無理かも。
もう漣さんいないんだと思うとやっぱり悲しい。
長く書いてごめんなさい。 >>183
長々書いてしまったので怒られると思ってたw
ありがとうございます
落ち込みますよね
映画館出てからしばらくポカーンとしてしまった
死刑については本で読んだりしてたけど、映像になるとさらに衝撃が…執行シーンが夢に出そうで怖い >>182
わかる
高宮の最後のシーンは完全に彼に同調してこっちの心拍数も上がった
ずっと黙ってた鈴木が語り始めたらそんな内容なのかよって
佐伯の心中を察すると虚しい気持ちになった
漣さんが動いて話してるのが
もうこの人はどこにもいないんだって思うと辛かった
落ち込むのすごいわかる 俺は落ち込むというのではなかったけど、圧倒はされたな
2時間弱があっという間
これが最後の主演とか奇跡のような巡り合わせ
相手に寄り添う役が漣さんらしくてよかった
最後は神の元に召されるようで、行かないでーと心の中で叫んだ 設定で唸ったのは文盲のじいさん
一応小中教育が義務であるこの国で機会を逸してしまった存在
昔の映画だと結構描かれてたけど今のこの時代にまだいるっていう
もっと早く(死刑になるほどの罪を犯す前に)佐伯みたいに教えてくれる人間に出会っていたら、違う人生になったのではないか
そんなことを思ったよ >>187
ホームレスは知的障害とかもあって漢字が読めない人は割といるみたい
支援団体が出してるホームレス向けの啓発資料には漢字に全てルビが振ってある
初めて実物を見た時、「やはり漢字が読めない人もいるのだな」と衝撃だったと同時に、
「でも、現代日本では、ホームレスといえどさすがに平仮名が読めない人はいないのだろうな」とも思った こんちは
未だ引きずってるのでまた来てしまった
>>185
ありがとう
鈴木には驚いた
幽霊が出てきたときは「え!?なんじゃこりゃ」って感じしたけど
なんかそれがきっかけで幽霊を恐れる日々を送るかと思ったら全然違って驚いたし、佐伯の心中を察すると…って気持ちわかります 鈴木はあんなで反省もなく自分勝手に救われた気持ちになってるし
小川さんの話を聞いても何もしてあげられないし
心を開いてくれてるようでも野口は妄想話、吉田の抱える恐怖にも気付けず
進藤からは重い一文を渡され
執行の場に及んでそれまで見せなかった姿を見せる高宮にもしてやれることはない
やりきれないし虚しいね
どう転んだって最後は命を奪うわけだし
「教誨師」って本の渡邉さんはアルコール依存症だったとか
佐伯が実は大酒飲んでるというのも、そういうの参考にした設定なのかな >>89
> 大杉さん存命時の構想では三部作にしたかったそうだから、どんな展開にしたかったのか興味深い
そうだったのか…見たかった
>>190
なんかほんと、その通りだ
罪は決して許されることじゃない
だからこそ死刑になった
反省している人もいれば、しない人もいる
実際に対峙してるのは死刑囚だけだけど
被害者の思いも背負ってる
考え出すとどうしていいかわからん
あと教誨師って本、自分も気になった
都築響一の本が好きなんだけど
よく死刑囚の書いた詩とかエピソードが出てくる
もし興味がある方は読んでみてほしい
どうにもならない気持ちになるから元気なときに
小川役の小川さんって普段は会社員だと見終わってから知って驚いた
すごい良かった あのたどたどしい話し方の独白
たぶん玉置さんに注目が集ることが特に多いと思うけど、他の俳優さんもすごかった
五頭さんはいろんな作品にちょい役で出てるみたいだけど、今回みたいに主要メンバーとして出てる作品が見てみたい
名バイプレーヤーが名バイプレーヤーと対峙するって意味でもこの映画はすごい豪華だった
関係ないけど烏丸さんの肌のプリプリ感すごい
いろいろ書いてごめん
ちょっと落ち着いた 佐向監督が脚本書いてて漣さんも出てる「休暇」って映画も見たあとしばらく引きずったわ
自分の信条から在任中死刑執行しなかった大臣もいるけど、
現場で関わる人はどんな思いがあろうと、執行命令が来て担当者になったら従うしかないんだよなぁ
きっと被害者家族にもいろんな考えの人がいて、犯人には生きて考え続けて欲しいという人もいるし、
自分の家族は理不尽に殺されて、殺した奴が生き続けてることが許せないという人もいる
でもそう思う人も、死刑執行されていくらかでも気が晴れたり満足なのかというとそうではないだろうし >>191
一応三部作っていうのは舞台挨拶時の監督の発言からね
https://eiga.com/news/20181006/9/
多分にリップサービスというか冗談交じりだったんだろうけど、自分の遺作にって覚悟はうかが
える出来だったら続編も見たかった気はするね こんにちは
また来てしまった
>>192
> 現場で関わる人はどんな思いがあろうと、執行命令が来て担当者になったら従うしかないんだよなぁ
本当にその通りですね
執行シーンは執行される側と執行する側、両方の気持ちになって愕然とした
どんな罪を犯したか知っていても、仕事中だけ顔を合わせるだけの関係であっても、同じ時間を過ごしていたら何かしら感情を持つ相手も出来るかもしれない
なんの感情も無い相手だとしても、執行に立ち上ったら重いものを背負う気がする
もし自分だったらと考えると、かなり精神にくる
大臣がどんな考えで命令を出しているのかわからないからなんとも言えないし、大臣の中にも苦渋の決断で決定した人もいるかもしれないけど、やっぱり一番辛いのはあの場に居合わせる人たちだろうね
> でもそう思う人も、死刑執行されていくらかでも気が晴れたり満足なのかというとそうではないだろうし
そうだね。
今まで死刑ってどうなんだろう?とは思っても、犯した罪について考えるとはっきりと死刑制度反対!とも思えなかった
教誨師を見たら反対する気持ちもわかった
でもそれは当事者じゃないから思えることなのかな…とか考えるともう頭がごっちゃごっちゃ
あと、もし冤罪だったらと思うと取り返しつかないどころの話じゃないよなとも思った 怖い
>>193
ありがとう!読んだ
遺作にすると冗談で言われたとしても監督は辛かろうね
3部作の話を聞いてから映画を思い出すと、確かにここからが始まりとも取れるエンディングだったような気もする
あの無音のエンディングよかった
というか終始音楽は無かったけど、それがよかったな
長々と失礼しました 死刑廃止論者だった人が法相になって、執行時に立ち会ったこともあったね
刑場の公開をしたのも同じ人だったはず
どんな心情でそういう選択をされたのかよく知らないけど、
拒否するでもなく、判を押すだけでもなく、実際の現場を見ようという覚悟はすごいなと思う
死にたいから人殺したとかわけわからない人もいるじゃない?
そういう人を死刑にしても望みを叶えたみたいになるなぁとか
実際どうなんだろうね、早く死なせてって思ってた人でもやっぱりその時には恐怖で苦しむのかな
それでも人間死んだらそこで全部終わりだから、
何十年もいつ執行されるかわからず狭い部屋で生きること思ったら、救いでもあるのかなと思ったり
それでは罰にならないのではとも思ったり
本当に、考えるほど頭ごちゃごちゃになる
刑務官の心理的負担を減らすために執行ボタンは3つあって、3人同時に押すらしい
どのボタンで起動したのかわからないようになってて、自分が押したから…って一人が背負い込まないように >>195
>というか終始音楽は無かったけど、それがよかったな
この激しくつらいドラマをいち傍観者として
ずっと静かな気持ちで観られたのは
騒がしいBGMが無かったせいだったんだな
あなたのレスで気付けたよ 贅沢な映画だよなあ。音楽なし、会議室以外ほぼなし。役者だけで見せるという。 カメラも人もほとんど動きなくて、会話劇の舞台のお芝居見てる感じだった
テストもなくほぼ一発撮りだったらしいし 色々見所はあるが、
トータルで作品としては面白くはないよな。
1人1人のストーリーが中途半端。 報知映画賞で作品賞&主演男優賞ノミネート
男優賞はひょっとしたらひょっとするかなぁ 意見は意見として尊重しようよ
自分は201とは正反対の意見だが 敢えて説明しないし各人に明確な変化みたいのがあるわけじゃないからね
それを中途半端と感じてしまう人がいても仕方ないかなとは思う
ドラマのスレとか見てても起承転結とか丁寧な説明的描写とか、わかりやすさを求める人ってけっこう多い気がする >>205
確かにわかりにくいと思った。
でも、別にわかりにくくてもいいんだよ。作り手の意図さえ伝われば。
結局教誨師って何なの?としか思えんし、
こんなドキュメンタリーみたいな作り方を役者でする意味は何なんだろう?としか感じられんかった。 >>205
それは演出力によって変わってくるな。
その塩梅が上手いのが是枝、下手なのが松本人志や実写での押井守だと思う。 台詞で全部説明してくれる映画が多いからね
特に邦画は 2サスで刑事たちがホワイトボードを使って議論するのは頭の悪い視聴者に説明してんだわ この映画に関して言えば、教誨師一人に死刑囚6人、それ以上の情報はいらないな
それぞれがどんな罪を犯したかは蛇足でしかない 解らないと怒ったり蛇足だと騒いだり、文句言ってないと死んじゃうのか こういうのにありがちな犯罪現場再現シーンやエンディングの曲がないのがよかった
もしかしたら予算の都合とかもあるのかもだが密室劇だからこその魅力があった 観ようと思ったけど朝の9時の時間帯で日で1回しか上映がない
せめて夕方にもう1回ぐらいやってくれたらなぁ
休みの日の朝9時なんてさすがに寝てるわ >>215
なんで今頃になってやっと動き出してる分際でそんな文句垂れてるの?もっと選択肢のある時期はあったろ。 ようやく上映始まった街の人かも知れないし、最初から不便な時間1回だけってところもあるよ >>216
先週の日曜にサイトチェックしたときは上映リストになかったので
うちの地域は先週の中頃以降からの上映なんだよ
悪いのはイオンシネマ まあ全ての映画が全国一斉公開じゃないからね
東京基準だと何を今さらと思っても地元での公開を待ちわびてた人もいるだろうし
予定していた上映計画の合間に入れてくれる映画館もあるから ちなみにメイン館の有楽町スバル座は上映期間延長再延長で来て木曜で終わり このスレ見て円盤出たら借りようと思った
自分はカトリックで、こういう仕事をしてる神父にあったこともあるから余計に 古館「コンコルゲン」寛治がやつれたカルロス・ゴーンさんに見えてしまった。
あと、光石研はポスト大杉漣になれそうな感じ。
>>222 浜松はまだもうちょっとの間やってるよ! >>223
光石研はポスト大杉漣になれそうな感じ。
ん〜〜、二人とも大好きな役者さんだけど、
タイプが違うんじゃないかなあ
漣さんと比較すると研さんは器用で巧い感じ
いろいろな役できるけど印象はややライトみたいな >>223 >>226
自分は日本の俳優さんのことは疎くてなんにも知らんのだけど、「この二人の役柄が逆だったらどうなってただろ?」というのはふと思った
でも、正に>>226の言う「いろいろな役できるけど印象はややライト」という感じなのかなと >>223
バイプレイヤーズ6人組(※)はそれぞれ個性はあるけど互換性があるって言えばある。
なんたってバイプレイヤーだから。
(※ドラマ「バイプレイヤーズ」主演の遠藤憲一・大杉漣・田口トモロヲ・寺島進・松重豊・光石研) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています