五軍でエルフの隊列がドワーフからの巨大竹とんぼを受けて
ドシャーッと崩れるシーンを見て思った。

爆裂弾を飛ばす攻城用の臼砲はルネッサンスかもちっと後からあったけど、
野戦で榴弾や榴散弾を飛ばせる砲はワーテルローの頃までなかったのに、
戦争映画ではそれより数百年も前の時代から
榴弾で兵隊が吹っ飛ぶ野戦シーンを撮ってきた。
それは飛び役のスタントマンと地面に浅く埋めた火薬で演出できるけど、
鉄無垢の砲丸や葡萄弾で兵隊が千切られるシーンは
CGでないとできなかったからだ。
それもこれから変わるんだろうな。