>>217
なるほど、君は形(事実)があってから初めて認識するベンのようなタイプの人間なんだね。

悲しいという感情があっても涙(形)がなければ物事を認めない人間(侮蔑する意味はないよ)と、僕のように映画で提示される形以外からも考えを広げる人間(僕が優れてる、という意味ではないよ)では話がこうも平行線をたどってしまうんだね。

あと、実の母親云々の例え話。
確かにサイドストーリー自体は提示されていないけど、それを想起させるような情報は双方(肯定であれ否定であれ)において存在しているよね。だからこそ本作は幅広い解釈の余地がある作品になってるんだよ。

そもそも君は例え話を意味がないように考えているようだけど、本当に意味がないことなのかな?
事実は一つだけでも真実は見る方向によって変わる。これはなにも本作に限った話ではないし、むしろ現実の世界で強く感じることなんじゃないかな。

少なくともこの世の中は白黒ハッキリつくような世界ではない、ということが分かっただけ僕には意味があるように感じ取れたよ。


そして、もう一度言うよ?
借金は僕の「思った」ことだね。