くれい響(映画評論家)
“スーパーヒーロー版『ビッグ』”ということで、DCなりの『スパイダーマン』『アントマン』やってみた感強し! 
監督は『ライト/オフ』のデヴィッド・F・サンドバーグだけに、ホラー演出がやたら巧いうえ、『ザ・ゲート』的ちびっこアドベンチャーに「パワーレンジャー」的チーム感まで、ローティーンの好物てんこ盛り! 
ただ、馴染みのない主演のザッカリー・リーヴァイを生理的に受け付けるか、という問題に加え、132分という長尺。
しかも、売りである爆笑要素が意外と弱く、こちらから前のめりにならないと、なかなか笑えない。
そういう意味では、吹替版監修・演出が福田雄一というのは、ピッタリかもしれない。

ヒナタカ(映画ライター)
『シャザム!』の吹替版の試写の感想をざっと見ての大体の印象
・全体的には目くじらを立てるほどじゃない
・菅田将暉は上手いけど残念ながら役にはあまり合わない(すぐ慣れるという声も)
・妙なセリフ改変もそこまでない
・主役以外の豪華声優陣は素晴らしい
・でも1回目は字幕版で観ることを推奨


個人的には緒方さんが言ってた「ビリーの最後のセリフが翻訳はスッとしてたけど福田さんが変えたセリフにぐっときた」的なコメントが気になってるから
結局両方見てしまいそう