最後のファンタジー要素は町田くんは人ならざるもの、と言う監督の解釈だと感じた
井戸に落ちて一度死んだ、死にかけたみたいなオリジナル設定もそこに噛んでくる。
何で町田くんは周りの誰もが驚くくらいあそこまで純粋なのか、と言う点に原作は特に理由付けはしなかったけど
映画はそこに半分神様みたいなもの、という理由付けをした。

同系統の話だとチャンス、と言う世界的に有名な名作がある
周りからは純粋すぎて頭おかしいと思われてる主人公が、最後までそれを貫き通して
ラストで水の上を歩くといった神しか出来ないと思わせるような非現実な行動をして終わる。

映画化にあたって町田くんへの1つの解釈としてありと思うかどうかが評価の分かれ目かもな