■解説
”アルヴィン”という謎の感染症に長らく対処し続けてきた台湾。軽微な症状の感染症に
よる不自由な生活に人々は不満を持ち、すっかり警戒がゆるんでいたが、ある日
ウィルスが突然変異し、人の脳に作用して凶暴性を助長する疫病が発生、感染症たちは
衝動を抑えられず、罪悪感に涙を流しながらも、思いつく限りの残虐な行為を行うように
なる。街が殺人と拷問で溢れかえる中、カイティンと言う女性は数少ない生存者とともに
病院に立て籠っていた。彼女からの連絡を受け取ったジュンジョーは独りで狂気の街を
彷徨い始める。