イニシェリン島の精霊-The Banshees of Inisherin-
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2023年1月公開
原題 The Banshees of Inisherin
製作年 2022年
製作国 イギリス・アメリカ・アイルランド合作
配給 ディズニー
上映時間 109分 >>946
その血の滴る指をワンコがペロペロ舐めます めちゃくちゃわかりにく不親切な映画だった
なんで話すなって言い出したのかわからんし
橋掛けられたら指切って投げるとか蒸気を逸してるわ 隣の本土では肉親同士が憎み合って殺し合う不条理で常軌を逸していた争いがあったのは本編ではあまり描かれていない隠しテーマ 欧州(白人)系やUSA系映画というのは、往々にしていつの時代かパッと見判らないときがある。その点、日本映画というのは、階級に拘らず登場人物の服装を見ればすぐにピンポイントで年代を当てられる。こうゆうとき、洋装というのは外来文化なんだな、と改めて感じる。 などという物語とは全く関係ないことをつらつらとの述べたのは、私は、本作品を一度観た予告編のみしか情報を入れずに観たので、
最初、この物語の舞台が分からなかったからだ。 島なんだな、としか。 物語の舞台は島だ。ザ・島。見事に島。 大きさはわからんが、なんとなく大きいような気がする。そうゆう雰囲気が劇中にあった。 のほほんとした面の主人公が港らしきところから馬車をポテポテさせる長閑なシーンから幕が上がる。海上には虹!たまたま撮影してたら虹が出たのか、後付けなのかはわからんが、とにかくくっきり綺麗な虹で幕が上がる映画なんて記憶にないわ、珍しい。 虹の話をしたから先に語るが、この映画、風景美がある。
動き回る主人公を通して見せる荒々しくも美しい島の風景がとても良い。そして“天使の梯子”とも言うべき薄明光線。 はて、この物語はいつの物語か。 それは克明に物語の中の仕掛けで判明する。 具体的に何年何月何日に始まる物語か。 上手い演出だと思った。 また、時折海の向こう、本土らしき陸の向こうで爆発音がする。最初私は花火かと思った。 この爆発は目に見える。この爆発自体は物語に直接絡みはしない。しかしとても重要な意味を持つことは、劇中観客は理解する。
さて、肝心の物語だ。 はっきり言って面白いか面白くないかと浅い言葉で言えば、面白くはない。大きなすごい出来事が起こって目を見張るなんてこともない。 グロいモノは出てくるのが。 だが、まぁこの監督の作品に慣れている人ならそこは気にはならないだろうと思う。 そして、邦題はまたしてもよろしくない。 因習めいたモノは物語には一切ない。 邦題の由来は劇中で判る。 原題をそのまま訳したほうが映画の主題を読み取れると観終わるとはっきり解る。 予告編からの情報で、観客は、絶交物語だと思い、なぜ友達が突然絶交を言い渡したのか、その真相を巡るミステリーと想像する。 しかし、それは違った。 この辺の事情はあっさり明かされ、正直私は、「わかりみが深い」だった。うん、まぁ、言っちゃったんだね。
ズバっとさ。まぁそこは賛否両論だろう。モノは言いようってさ。 映画の見せ方はそこも上手いなと思った。 家を見れば、そこに住む人間の性格ってのは分かるというもんだ。家の設えで2人の性格って全然違うってわかる。 しかし、この映画の主題は、そこではなかった。 島をぐるりと見て気付いたことは子供が1人もいないことだ。 たった一軒の酒場だけが社交場。 結婚していない妹。色々悩んでいる妹。 少ない村の面々。 ドルイドのような老婆。 彼らの忠告に耳を貸さない彼。
日常の殺伐とした事件を振り返る。ネットニュースや新聞TV。日々誰かと誰かが暴力を振るい誰かが殺されている。時々お布団バンバンおばさん事件のようなことも起こる。家の境界線で揉めて何十年も何世代にも及んでいがみ合う家々や村村がある。イジメがある。国と国が武器を持って戦う。オレたちの領土から出ていけと。またはお前は悪だから倒さないとと。 戦争が起こった後は学校で何年に何が起こりと暗記する。
しかし、よくよくきちんと検証しているだろうか。これのきっかけは、ではこれのきっかけは、とひとつひとつ丁寧に検証し遡って、最初の一歩を確認しているだろうか。 友だちの一歩目は、あれは悪手だったと思う。 けれど、考えなしで浅はかで思い込みの激しい彼にはあれぐらい言わないとどうしようもなかったのかも知れない。 しかしやっぱりダメだった。
エイプリルフールに言っちゃったのもダメだったね偶然だったみたいだけど。 対岸の砲撃は止まった。 内戦は終わったのかな。どうだろう。 しかし島の彼らの憎しみ合いはこれから真に始まるとわかる彼の顔つきの変化。 終始締まりのないコリン・ファレルの顔と声がついに変化する物語の最後。 物語の始まりは1923年4月1日 島の対岸に見える爆発は内戦の様子です。 それが劇中ではっきり判りますが、年が判るとアイルランドの歴史に多少明るい人ならおおよそ事情が察せられます。 アイルランド内戦。おおよそ900年もの永きにイングランドの介入と抑圧を受けてきた彼らアイルランドは16世紀には完全植民地となっていた。それから幾度となく武力蜂起による独立闘争が起こったが、この内戦は、1919年から21年の間に起こった独立戦争(これ自体は規模は小さい)の停戦調印がきっかけで起こった内戦です。 このアイルランドの怒涛の出来事については、「マイケル・コリンズ」という映画を観てちょっと勉強するとよいです。 島の住人は、カソリックとプロテスタントに分離もなく、本土の怒涛の流れに飲み込まれることもなく穏やかに刻が過ぎていきます。 この年をピンポイントに持ってきた映画の作り手の意図、島との対比。 それらを考える物語です。 アイルランドといえば、音楽。 音楽も聴きどころ。 ある意味本土で殺し合いしてるよりも、不本意で不条理ながら信じる事を止め憎み合う事を選んでしまった方が愚かで馬鹿げているそれに気付いて悔恨しても遅いと解る なんか、想像してたよりダークな話だったわ
タイトルがファンタジーっぽいからもっと救いのあるオチがあるのかなって思って見てたから
まじかよこれで終わりかよって感じだった
気分が鬱々としてる時に見る映画じゃないな
あと、コリン・ファレルが角度によっては博多華丸に似てるなって思った ノエルギャラガー見える時とブラピに見えるときがある 予備知識なしで見たけれども、主人公が昨日まで仲良しだった友人から一方的に絶交される理由や、その友人が自分の本気度を示すために行う行為があまりにも現実離れして納得できないものでした。そのため、もしやその裏に何かあるんじゃないかと考えすぎてしまい、また、タイトルがまた何かホラーっぽい秘密があるんじゃないかと思わせるため、鑑賞中は混乱してしまいました。同じコリン・ファレルとバリー・コーガンのコンビが出演していた「聖なる鹿殺し」みたいな不条理映画かな、とも思ってしまいました。 見終わってみると製作者の狙いはどうもそういうことじゃなかったんだなと気づきます。先入観にとらわれたり思い込みしたりせず、寓話的な表現(本島では内戦の砲弾の音が響き、
イニシェリン島では友達同士の喧嘩が終わらない。しょうもない人間の性)と思って鑑賞すればよかったんだな、とちょっと後悔してしまいました。本来ならもう一度見直したいころですが、目を覆うような場面が何回も出てくるため、ちょっと無理かな。 本作で特に印象に残るのは動物たちの目の演技(?)です。話の展開に重要な役割を果たすロバのジェニーだけでなく、犬が飼い主の心情を見透かすような表情でじっと見つめていたり、牛や馬が窓越しに外から室内をのぞき込んでいたりします。主人公が苦しんでいるとき大型の家畜が部屋の中をうろうろしたりしているのはなかなかシュールな感じでした。ほとんど声は出さず、何を語るわけではないですが、この作品上の重要な役割を演じているわけで、すごい!と思いました。 >>962
文句言う事じゃないから
マシな人生送れよ >>962
全然アホじゃない
"いい奴"だ
でも俺たちとは合わないと思う >>884
アイルランド行った事あるで~
お世話になった牧場のオーナーから
日本人に会うのは初めてって言われたので感想聞いたら
日本人は戦争映画の日本兵のイメージしかなかったから驚いたと言われたw酒場では皆でメッチャ歌う 俺もだいぶ前にアイルランド行ったけど日本でいう北陸の人たちに似てるな。 楽観主義の割には閉鎖的な印象がある >>968
自分もアイルランド行った事ある。ダブリンからゴールウェイ行って1日1便の船に乗ってアラン諸島のイニシィア島(1番小さな島)にも行って来た。宿にも1日歩き回ってやっと辿り着いた。港まで来てくれるもんだとばかり思っていたが何となく無関心と言うか割りと閉鎖的ってのは解る気がする(#^ω^) いいね、こういう経験談をレスしてくれるのは見ていて楽しいわ
誰に似てるだの、長文で意味わからん事ダラダラ書く奴よりよっぽど意義ある 郵便局のおばさんみたいなやつ職場にも居たわ
他人宛の総務関係の書類開けてから渡していっつも苦情来て
それだけが原因じゃないけど降格処分された >>973
そう思うなら旅行先の話してるやつにも言ってやれ 見てきた
なんか指切ったところで昔俺が抜ける時のケジメを思い出して指の神経がゾクゾクした この映画は自分の指切って他人の家に投げつけるのが好きな人だけ楽しめる作品。
まあ、ブラックコメディだからな。 意味不明だ星2付ける、見どころを教えてくれ
どこが衝撃の結末やねん
つまらない話の人はうちの部長とそっくりだった
評論家はジジババばかりだから共感されるのかな この映画は学生時代も今も友達ゼロって人には響かないよね >>985
逆じゃない?
孤独な人でないと伝わらないだろ 中年になっておかしくなる知人も出てくると身に迫るものを感じられる >>985
確かに…友達ゼロだったら
納得できない理由で突然、友人から絶交宣言される辛さがわからんかも 友達やめるとかそれ以上の事が隣の本土で時を同じくして肉親や親兄弟も主義主張の違いで殺し合いをしてたの。その自戒や自悔を込めた映画でもある 捉え方なんてなんでもええわ、とりあえずワカンダフォーエバー! お互いに唯一無二の親友だったのは
嫁さんがいないからだろ
侘しいねぇ
犬やロバが孤独な友達 まぁ、バイオリン弾きと乳しぼりじゃ
嫁さんも来んわなぁ やっぱり所帯持ってないやつってろくな奴いないってのは万国共通なんだな このスレッドは1000を超えました。
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