戦場のメリークリスマス 4K修復版-Merry Christmas Mr. Lawrence-
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原題 Merry Christmas Mr. Lawrence
製作年 1983年
製作国 日本・イギリス・ニュージーランド合作
配給 アンプラグド
日本初公開 1983年5月28日
上映時間 123分 スタッフ
監督
大島渚
製作
ジェレミー・トーマス
製作総指揮
原正人
大島瑛子
ジェフリー・ネザーコット
テリー・グリンウッド
原作
ローレンス・バン・デル・ポスト
脚本
大島渚
ポール・メイヤーズバーグ
撮影
成島東一郎
杉村博章
美術
戸田重昌
編集
大島ともよ
音楽
坂本龍一 キャスト
デビッド・ボウイ/ジャック・セリアズ
トム・コンティ/ジョン・ロレンス
坂本龍一/ヨノイ
ビートたけし/ハラ
ジャック・トンプソン/ヒックスリー
ジョニー大倉/カネモト
内田裕也/拘禁所長
三上寛/イトウ
室田日出男/ゴンドウ大尉
戸浦六宏/軍律会議通訳
金田龍之介/フジムラ中佐 『戦場のメリークリスマス 4K修復版』2023年1月13日より“最終リベンジ上映”決定！特別ビジュアルが解禁！
大島渚監督の最大のヒット作『戦場のメリークリスマス』の4K修復版が2023年1月13日（金）より“最終上映”されることが決定し、特別ビジュアルが解禁されました。
『戦場のメリークリスマス 4K修復版』の上映は、大島渚監督作品が2023年4月に国立機関に収蔵される予定のため、最後の大規模ロードショー公開として企画されたもの。昨年4月16日から、新宿武蔵野館ほか全国9館でスタートし、初週合計来場者数が5,273人、7,293,500円を動員する大ヒット発進。終映後には客席から拍手が起き、涙する人々や、公開を記念して販売されたパンフレットやグッズを求めて長蛇の列ができるなど、初週末は熱気に包まれていました。GWに向けてさらなる盛り上がりが予想されていましたが、政府から緊急事態宣言が発令され、都内ほか約10館が休館し一時上映中止に。その後は、営業時間の短縮や、座席指定券の事前販売休止などの措置を取りながら上映が再開されましたが、自粛を余儀なくされた観客も多く、最終上映期限が2023年3月末に迫ったこのタイミングで、最終リベンジ上映される運びとなりました。
奇しくも、メイン館となる新宿武蔵野館では1月6日（金）より、坂本龍一が音楽・出演を務めた名作『ラストエンペラー劇場公開版 4Kレストア』（87年／ベルナルド・ベルトルッチ監督）も上映されます。
デヴィッド・ボウイの公式ドキュメンタリー『ムーンエイジ・デイドリーム』も2023年3月に日本公開を控え、2023年は『戦メリ』のリベンジ上映と合わせて、坂本龍一、デヴィッド・ボウイの類まれなる才能に存分に触れられる機会となりそうです。
『戦場のメリークリスマス』（83年）は、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、内田裕也など、当時では到底考えられない、本業が俳優ではない顔ぶれをメインキャストに迎え大ヒットした、戦闘シーンが一切登場しない異色の戦争映画。ボウイ演じる捕虜ジャック・セリアズ少佐に、坂本扮するヨノイ大尉がいつしか惹かれていく様を、東洋と西洋の文化を融合させながら描いています。本作で初めて映画音楽を手掛けた坂本による「Merry Christmas Mr. Lawrence」は、名曲として今もなお広く愛され続けています。 『戦場のメリークリスマス 4K修復版』
出演／デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ、坂本龍一、ビートたけし、ジャック・トンプソン、ジョニー大倉、内田裕也
監督・脚本／大島渚
脚本／ポール・マイヤーズバーグ
原作／サー・ローレンス・ヴァン・デル・ポスト「影の獄にて」
製作／ジェレミー・トーマス
撮影／成島東一郎
音楽／坂本龍一
美術／戸田重昌
1983年／日本＝イギリス＝ニュージーランド／英語・日本語／123分／ビスタサイズ／ステレオ
日本公開／2023年1月13日（金）より新宿武蔵野館ほか全国順次“最終”公開
配給／アンプラグド
協力／大島渚プロダクション
©大島渚プロダクション 劇場情報
関東
劇場 戦場の
メリークリスマス 愛の
コリーダ
東京 ヒューマントラストシネマ有楽町
03-6259-8608
上映終了 上映終了
東京 新宿武蔵野館
03-3354-5670
上映終了 上映終了
東京 立川シネマシティ
042-525-1251
上映終了 上映終了
東京 シネ・リーブル池袋
03-3590-2126
上映終了 上映終了
東京 アップリンク吉祥寺
0422-66-5042
上映終了 上映終了
東京 キネカ大森
03-3762-6000
上映終了 上映終了
東京 シネマ・チュプキ・タバタ
03-6240-8480
上映終了 上映終了
東京 早稲田松竹
03-3200-8968
上映終了 上映終了
東京 新文芸坐
03-3971-9422
埼玉 シネプレックス幸手
0570-783-733
上映終了 -
埼玉 川越スカラ座
049-223-0733
上映終了 上映終了
埼玉 深谷シネマ
048-551-4592
上映終了 -
埼玉 所沢市民文化センター ミューズ マーキーホール
04-2998-7777
4/9(土) -
千葉 USシネマ千葉ニュータウン
0476-48-2126
上映終了 -
千葉 千葉劇場
043-227-4591
上映終了 -
千葉 キネマ旬報シアター
04-7141-7238
上映終了 上映終了
神奈川 ジャック＆ベティ
045-243-9800
上映終了 上映終了
神奈川 川崎市アートセンター
044-955-0107
上映終了 -
神奈川 あつぎのえいがかんkiki
046-240-0600
上映終了 -
神奈川 シネコヤ
0466-33-5393
上映終了 -
神奈川 今日行ってくるー！
ポスター売り切れないか心配だけど、席が20席も埋まってないから大丈夫か 正直鑑賞中に消化しきれない部分があったかと感じる。
各人物間の関係性が言動によって構築されたかと思ったら行動によって覆される連続が転換されることに戸惑ってしまった。
さらに割とはちゃめちゃな演技、それでも面白いと感じたのは、人物の魅力と構造の絶対性に起因していると思う。
【消化しきれなかった部分】
弟を突き放すセリアズ
セリアズのキスの真意
ハラとロレンスの会話のみやけに鑑賞者を意識している内容
ゲイとかホモとか言われているけど、いろんなもの見てしまったせいで、どこが？となってしまったけど、時系列的な問題だよな。。 たけしの「メリー・クリスマス、ミスター・ローレンス」のセリフがあまりにも有名なので、デヴィッド・ボーイがローレンスと思っていたら、ジローラモと喋り方が似ている人でした。
ビートたけしはクレジットでタケシとなっていました。何を喋っているかはいつも通り分かりませんが、演技はすごく上手でした。
坂本龍一の目がキラキラしていました。こちらもたけしに負けずに何を喋っているかわからなかったですが、英語だと聞き取りやすかったです。
切腹シーンがやたら多いのは海外を意識してるんでしょうか。
デヴィッド・ボーイに気を遣ってるのか、殴るシーンが下手すぎてびっくりしました。
坂本龍一らしい音楽だなと思いましたが、1番有名なんだから当たり前ですね。 新宿で見てきたけど満席？だったかな
往年のファンが多くて最高だったわ 予定ついでに独立系ミニシアターに見に行ったら前の人の座高高くて画面が見切れてしまうので10分くらいで退館してきた
今週いつもの館で見たいと思う
普通の名画なら今回は妥協して見て、5,10年後またリバイバルで見ればいいか、となるが
今回は国立機関に収蔵されてもう見れないから >>16
お前さんは大人やな、鑑の様な存在やわ
戦場を体験したかの様な落ち着きぷり >>17
いやー、横のお姉ちゃんとか10分くらいで見切った映画初見の頭おかしい人と思ったのではw
時間を無駄にしてしまった…
今日訃報が判明した高橋幸宏さんのライブだって行きたかったし、再結成HASYMOも見れなかったし
妥協しないようにしないとね ちゃんと4Kで大画面で観たかったから片道2時間かけてチッタで観てきたわ
Live ZOUNDってのは台詞しっかり聞き取れて良いね
愛のコリーダもやってくんないかな 見切れミニシアターを10分で見切った私、ホームシアター（？）のチネチッタLIVE ZOUNDで鑑賞
余りに透き通って聞こえるメインテーマは痛々しさすら感じますね（特にラストシーン、エンディング）
…でもセリアズ兄弟の回想シーン、ボウイがそのままやるには年齢差ありすぎです…
あんな美形の若年期やる俳優探すのは無理だろうけど >>20
まずは何よりちゃんと見直して楽しめた事にエールを送りたい
あんたみたいなゆとりある人は映画ファンいや世の中に必要や 何故かカラオケにある禁じられた色彩を
いつか会社の飲み会で歌ってドン引きさせたい 生まれて初めて見た
北野武っぽいのがいるなと思ったら北野武で驚いた ロレンス中佐ってヒックスリー俘虜長とけっこう軋轢があるんだな
軍事機密を俘虜に話させることを徹底拒否して日本側との関係を険悪にする俘虜長をかなり冷たい目で見ている
もちろん追い詰められて軍事機密を聞き取ることに固執して病人死なせたヨノイ大尉に責任があるけども
ところで1942年のジャワってガリガリにならない程度には俘虜も食料与えられたのだろうか
エキストラの俘虜にガリガリになって貰うのは流石に難しいw 初の大画面と聞き取りやすい台詞に感動
そしてTVでは全く気が付かなかった
最初からセリアズに熱い視線のヨノイさん
日本の婦女子が喜ぶわけだ
>>24
捕虜長は長なのにあまり頭が良くないね
上手く立ち回ればいいものの
日本人をバカにして突っぱねるだけだった
だからセリアズに代えようとしてたんだろうけど 何度観てもいい。シーンや展開に新鮮味はないが、寧ろ前観た時を超えてくる辺りが名作なのかもしれない。
色彩、音楽、構図全てが合わさり至高なる美しさに到達しているかと。特に教授の音楽は画面に引き寄せる途轍もない力を今回感じた。
2.26に居合わせられなかったヨノイ、弟に負い目を感じるセリアズ。過去に囚われた2人が現在に対峙し、男色的な要素を帯びつつ、何かに昇華していく。
戦争という現在だけではなく、過去、未来を描いているからこそ、「正しい人間などない」というセリフが残響する。 10代の時ぶりに観たらより内容の理解が深まって、あらゆる感情が沸き立った。素晴らしい名作。
辱めを受けようものなら自ら腹を切るのが当たり前という、ハラを初めとする日本兵。
俘虜となったのも時の運で、この状況を恥じて命を絶つことなどしないというローレンス。
亡くなった兵を弔うためにお経を読むハラと、同じく犠牲になった仲間に捧げる聖歌を歌う俘虜たち。
この一連の対比が表しているのは、戦争という極限状態における異文化交流なんだ。
セリアズとヨノイが、ローレンスとハラが、別の時代に生まれ別のシチュエーションで出会っていたらと考えると胸が痛む。
たけしが途中で繰り出してくる「やめろコノヤロウ！」で吹き出しそうになるけど、やはりあの有名なローレンスへの呼びかけが、色々考えてしまって言葉を失う。
ハラは処刑前日に自分の魂をローレンスに託した。
ローレンスはファーザークリスマス、つまりサンタクロースとなって、ハラの魂を彼の故郷に、家族の元へ送るのだという誰かの解釈をたまたま目にしてからこの修復版を観に行ったら、鳥肌が立まらない。
ヨノイのセリアズへの想いが本物だったように、ハラとローレンスも正真正銘の深い絆で結ばれていた。
センセーショナルなキャスティング、坂本龍一の素晴らしい音楽、もう言うことがない。 戦死じゃないと恩給が出ない
↓
でも朝鮮人はいじめ殺す 映画自体の存在は知っていたし、メインテーマも聴いたことはあったけれど、それが目の前で合わさった瞬間の歓びと感動はそれはもう凄かった。
オープニングからもう、心が震えてじわーーっとくる感じ。
映画館で観れて本当に本当に良かった。
なんかもう、ストーリーもキャストも、音楽も、全部の要素まとめてパッケージとして(つまり全体的にみて)名作なんだと思う。
デヴィッドボウイの繊細な顔立ち、坂本龍一の眼差しがとても美しい。ヨノイとセリアズの関係性は少し匂わせているものの、詳しくは描かれない。かと言って、時代、文化、情勢、全ての背景を踏まえて簡単には言語化できない感情がそこにあると思う。それをうまく表現してくれるのが2人のシーンで決まって流れるテーマ曲。とても切なくて、けどどこか暖かくて小さな炎が懸命に燃えたぎっているような旋律。
例のシーンには私までも心をかき乱された。デヴィッドボウイと坂本龍一のキャスティングだから作り出すことのできた空気感だと思う。
当事者が語る物語が原作だからか、戦争をすごくパーソナルに切り取っている。戦争の残忍さが描かれているからこそより響く、厳しい環境の中での束の間の団欒。
戦争映画を観るたびに思うのは、戦争に生きた人々はその時その時の「正しさ」に取り憑かれて、懸命に生きていたんだなあと、すごく悲しい。
最後のハラ軍曹の無垢な笑顔が脳裏に焼き付く。
「メリークリスマス、ミスターローレンス。」 ロレンス中佐がハラの処刑前夜に訪問して
立ち去ろうと後ろ向いた時、ハラが収容所時代のようなドスをきかせた声で「ロレンス！」って呼び止めて
ロレンスが一瞬ビビるのはちょっと面白いし
反面それすら哀しく映るけどハラはどういう心境でドスきかせたんだろう 第二次世界大戦中の、日本兵とイギリス兵俘虜の交流を描いた作品。
ハラとロレンスの友情、ヨノイとセリアズの微妙な関係。
特に日本兵側は、自分の性質や気持ちよりも先に、戦時中の日本人としてのあるべき姿を優先して敵兵に接する。
もう一体どういう気持ちで相手に接すればいいのか、戸惑いと矛盾が辛い。
この人達、戦場でなければ全然違う関係を築けたんだろうなと切ない気持ちに。
処刑前のハラ軍曹のロレンスに対する朗らかな態度、セリアズに惹かれて翻弄されたり、彼に敬意を表して髪の毛を神社に奉納したというヨノイの態度。
それが個人としての本来在りたかった姿なんだろうな。
ナショナリズムがすべて悪いとも思わないけど、個人の性質や自由を奪ってまで極端な思考を植え付けるのは辛い。
坂本龍一、たけし、ロレンス役のトム・コンティの日本語の滑舌が…最初は聞き取りづらく字幕ほしかったくらい（笑）
聞き取れなくてもなんか伝わる熱量はあるので、まあこれも味か…と最終的にはどうでも良くなったが。
デヴィッド・ボウイはめちゃくちゃカッコよくて、戦場にあんなの現れたら心奪われるよな…という説得力ある佇まい。
ハラ軍曹の最後のくったくない笑顔に、戦場のメリークリスマスの音楽が重なる形で流れるラストは美しかった。 映像体験がしたく劇場で鑑賞。
やはり映画は映画館で観た方が面白い。
三島由紀夫からも感じるように、戦前に思春期を過ごした人達の虚無、死ねなかった罪、男性の美意識は現代とは違う。それを加味し噛み締めて、改めて今の世の中では美意識は死語になってしまったのか？と問う。
デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、北野武、内田裕也、役以前に皆美意識を持つ人達であった。
この映画は北野武映画の源流だ。 スタッフ一人行方不明のままなんでしょ
それについての大島の言い草・・・
やっぱ日本てそんなだったんだなあ OA情報⚡
本日のNTV #スッキリ でビートきよしさんのトークが一部放送されました！
加藤浩次さん
「きよしさん戦メリ出てた？」
実はきよしさんも撮影地ラロトンガ島に行っていたという秘話に、スタジオの岸優太さんとてんくんもびっくり😳
『戦場のメリークリスマス 4K修復版』
全国順次公開中！
https://i.imgur.com/JaDMjjH.jpg
https://i.imgur.com/Hk8Y3LC.jpg
https://i.imgur.com/ufAJtK6.jpg
https://i.imgur.com/eLx5z34.jpg 当時、映画制作の経験の全くないたけしと坂本を映画の世界に引き入れた功績は大きいな。 ジャワ島での日本軍の捕虜収容所が舞台。
戦時のストーリーには容赦ない部分も多く
正直、情感が追いつかないところもある。
植え付けられた文化や道徳は、正しさ間違いを時に見失ってしまうものなのか。セリアズのキスはそんな文化や道徳を乗り越えようとした行為だったのかなーなんて思った。
また10年後くらいに観てみたい。 たけしはこの前にドラマ主演で出てたよね
刑事ヨロシクとか。
小学生の頃これ観て意味はあんまりわからなかったが。
最近観て名作なのかそうでないのかイマイチわかんないな。熱狂的ファンがいるから名作には間違い無いんだろう。
ただたけしがミスキャストのような、そうでないような。
独特なチックというか姿勢が軍人ぽくないからそう思うのかもね。 観終わったあと言葉でわかろうとしたが、すぐにそんなことに意味はないしできないとわかって諦めた。
言葉以上に伝える力を目の当たりにして自分の浅はかさに恥ずかしくなった。
喋っていないが冷たさはかんじない、無理やり言葉にするとしたら"押し付けない強さ"のようなものを感じた。 日本の戦争映画という時点で敗戦が背景にある事をずっと感じながらみていた、この時代の日本人の美学って本当に装置として狂っていて、エロいな、
使う言語による立場の転換が面白かったなー、やっぱビートたけしの存在感、若い時の坂本龍一のカリスマ性、やっべー 「これを伝えたかったんだろうな」と確信する映画らしい明瞭なテーマは無い気がする。劇中の登場人物と一緒にじわじわと追い詰められ、ラストで解放される、いい意味で物語らしくない映画だと思った。
タイトルが回収されたシーンで思わず泣いてしまったが、その理由はわからなかった。あえて言葉を探すなら、安堵とか、やるせなさに近い気がする。
確かに直接的な戦争描写はないが、他国の視点が入ることでプロパガンダ的な要素が一切感じられず、リアルに感じた。恐怖・焦燥・理不尽・緊張を疑似体験させられるので、観るのに体力を要する。初めてみるなら「観るぞ！」という覚悟がある時にした方がいいかもしれない。
とにかく主題曲が素晴らしく、あの曲のテーマを聴くだけでこの映画がどういう雰囲気を持つのかわかる。ノスタルジーなのに、特定の国を連想とさせないのがすごい。もちろん要所要所に素晴らしい台詞はあったが、タイトル回収シーンと、この曲の存在がすごく大きかった。 パンフ読んだら登場人物紹介に内藤剛志さんが載ってた
あのくらいの役で公開当時のパンフには載ってたんかな？
挙げられてる代表作も全部今作公開の後の作品だし、今の格だと載ってて全然不思議は無いんだけどな。 異色の反戦映画。
集団規範に埋没したはずの人間性が、人と人の間に芽生える普遍的な親愛によって暴かれていく、魂の触れ合いの様を描く。
確かに何もかもが理解できるわけではないが、それでもこの映画には胸を打たれた。
全編を通して漂うのは、人間同士の当たり前の交流さえも否定してしまう、戦争の論理へのやるせなさや静かな怒り。
ハラとローレンスの関係性がやっぱり良い。
軍人としての規範は、ハラの中の小さな「ファーゼルクリスマス」を殺し切ることはできなかったし、戦後の彼は英語を勉強することで、憎まねばならなかった敵を分かろうとする。
ローレンスもまた、ハラの残虐性の底にある、彼本来の人間性への優しい眼差しを捨てようとはしない。分かろうとすることをやめない。 >>48
当時のパンフには載ってないね
室田日出男は載ってた 美しい映像と音楽を堪能できる作品であった。
かの有名なキスシーンも、セリアズの髪にとまる白い蛾も偶然の産物であるというから驚きだ。
ヨノイ大尉は同性愛に対する背徳感を感じていた。あの時代を生きていた人たちは、どうやり過ごしてきたのだろうか。考えるだけでも心苦しい。
この感動を言語化するのは少し難しい。
とにかく映画館で見ることができてよかった。 美の象徴は、デヴィッド・ボウイ。まさにカリスマそのものである。
醜の象徴は、日本軍である。
果たして、美は醜の中で如何ようになっていくのか？
まるでそれを検証するかのように物語は牽引されていく。そして、当然の帰結を迎える。
美は儚い。
ボウイは異地に降り立った美の化身である。唯一無二の存在であるがゆえに、人々を酔わす。が、酔いはいつか醒める。そのとき、人々は別の快楽に酔う。暴力である。その対象は言うまでもない。無力であり味方すらなき孤独の存在である。人々が酔う。美は天に召されるのである。
美に憧れ、美を愛する坂本龍一は、ただ見つめることしかできない。何故なら、彼は美に心を奪われているから。だから、何かを為すことすらできない。じっと凝視する。カリスマを。
「メリー・クリスマス、ミスター・ローレンス！」
果たして誰が「メリー・クリスマス」の対象であるのであろうか。誰がクリスマス・イヴの対象なのであろうか。
その人は、そのカリスマゆえに死ななければならなかった。暴力を受けた末に。
この作品のラストシーンは当然の収斂の末に現れる。
北野武は言う。
「メリー・クリスマス、ミスター・ローレンス！」
しかし、彼は気づいているであろうか。
誰がその人であるのか。
誰がそのカリスマであるのか。
クリストファー・ノーランは、この作品で「ボウイのカリスマが確立した」とコメントしている。
僕にも何ら異議はない。 見終わった直後は？？？だったけどあとからじわじわ感動してる
とにかくあの曲の無国籍感が神秘的で好き
見る前はセリアズが「ベニスに死す」でいうタッジオみたいに人を狂わせる美神的ポジションなのかと思ってたので、ロレンスの「セリアズは実のなる種をヨノイの中に蒔いた」という言葉が、彼らの関係そのものを表していることにグゥ…となった(2人の関係性は恋や愛と定義するにはあまりにも純粋で、定義するには種が芽を出すまで時間が必要だったという解釈^^;)
規律を重んじ武士道精神を貫くヨノイ大尉を救ったのがセリアズの騎士道精神だったという…グゥ…
ボウイを見たいが為に下心満載で見に行ったんだけどボウイのカリスマ性はさることながらビートたけしがマジで良すぎてびっくりした >>54
映画を見たから何とか読めたけど読みづらかったな
弟の話は飛ばした
映画でもちょっと弟のシーンは長く感じる セリアズの回想シーンについて
無かったことのように考察を避ける人が多い
映画では弟との関係性やセリアズの心象がわからないんだよね リアルタイムではけっこう酷評されてたんよなあ。
まあ娯楽映画じゃないから当時は、、ね。
40年早かったと言うべきかな。 映画サイトのレビュー見渡してたら武がこの作品を出演する事で映画に興味持ち監督業始めたとかいう内容のレビュー多数あったんだけどマジ？ ありがとう、映画館で上映してくれて。
今更ながら初鑑賞。映画館で観れて良かった。
何言ってるかわからないところも多くて一瞬置いてきぼりを食らったけどそんなんは途中から気にならなくなりました。
戦争に関する映画はどれを観ても気持ちがごちゃごちゃになる。今では考えられない倫理や秩序、極限の精神状態、痛み、絶望、ある種の洗脳と希望、どれをとっても形容しがたい。戦闘シーンがないからか、この時代の人間の考え方や習性や習慣や気持ちの機微が余計に感じられたのかもしれない。友情とか愛着とか。日本人とイギリス人の考え方の違いとか。日本人のその感じ本当生きづらいったらないよ。
デヴィッドボウイかっこいいなとか、坂本龍一の若い時初めて見たわとか、ローレンスのカタコトの日本語可愛い…っていう感想も当然あるけど、もっと本質的な映画を観ながら感じた気持ちをうまく言葉にできない。 たけしが坂本のラジオにゲストで来たときに色々話してる。
２人とも口が悪くて、当時はこういうのOKだったんだと驚く。
ラッシュが終わった後でこれからどんな音楽をつけようか的な話もしてる。
https://www.youtube.com/watch?v=zDfHAKKgmJU >>59
それぞれ登場人物の信条や立場であったり
見終わってから幾らでも考える余地があって深みがある
この映画をきっかけに古い映画を見てみようと
とりあえず大島渚監督作品を幾つか見てみた
おすすめの作品があれば教えて欲しい
>>58
そうだね
大島渚監督がたけしと坂本龍一にけしかけてる
坂本龍一については逃げてるなと言ってる
戦場のメリークリスマスについては
大島渚監督の本や今だったら下記が手に入りやすいと思う
『戦場のメリークリスマス』知られざる真実 『戦場のメリークリスマス30年目の真実』完全保存版 坂本龍一の戦メリが良すぎて、好きすぎて、流れる度に大泣き。映像よりも音楽で泣いてた、そのくらい心に残る名曲、名サントラ。
映画を通して、なんとなくルースベネディクトの『菊と刀』を思い出した。日本はやっぱり恥の文化だよな。 セリアズを暗殺しようとした兵士と赤じゅうたんの話がよくわからん
あの兵士はヨノイと男色の関係があって、セリアズに嫉妬したということ？
赤絨毯はヨノイがセリアズの部屋に通っていたということ？ >>63
彼はヨノイがセリアズに心を奪われる事で士気が乱れて良くないと思った
モチロンあの映画だし恋心もあったかもね
赤い絨毯は愛するセリアズがゴロ寝するのを気の毒に感じたヨノイの差し入れ
セリアズも逃げる時に置いて行かず、それどころかキスしてちゃっかり持ち出してるよねw 通っていた、というか様子を見に頻繁に訪れていたハズ
あの二人はプラトニック フィルマークスの口コミにダンカンが出てたってあるけどどこにいた？ >>64>>65
門番の｢毎晩だ！｣には彼も私たちも驚きを隠せなかったね
セリアズとヨノイがどんな会話をしていたのかも気になるところ
それに引き換えローレンスはボッコボコにされて歩けない
ローレンスかわいそう >>66
出てないよ
ググったけど
デヴィッドボーイの息子が映画監督でダンカン・ジョーンズという名前 正しい人間はいないというローレンスの言葉がすべてすぎる
もっと同性愛色が強い映画だと思っていたが、めちゃくちゃ人間ドラマだった。
昔の日本人、忠実すぎ！
自ら自決するの、普通にやばい。
無実でも誰かが罰せられないといけないってのが、今の日本にも残っている気がして恐ろしい...
ハラ軍曹が最後のシーンでローレンスと再会する時、英語を使って話していて、価値観が変わったのを感じた。前のハラ軍曹なら絶対に敵国の言葉なんか使わない。 ダンカンだけじゃなくピーターバラカンも出演してるから
ラジオで本人が言ってた >>71
ハラは口も悪いし暴力的で見逃しそうになるけど
対処はヨノイの言うように秩序や建前、本人のためを考えている
現代の私たちの感覚で理解するのは難しいけど
ローレンスのかくまって欲しいという要望も聞き入れてるし
ヨノイに報告もせずにローレンスとセリアズも解放した
ローレンスの言うように
｢神がお前たちを狂わせた｣のであって｢あなたもやっぱり人間だ｣ >>73
朝鮮人なのに腹切りをして
朝鮮人に腹切りの文化があるのか
日本に支配されていた時の朝鮮人なのか気になる
撮影中はたけしとふざけて遊んでいたそうだよ 未だ衰えぬ 香り立つ映画
若かりし二人
DAVID BOWIE と坂本龍一の
美しさは際立って凛としたもの
それらが永遠を得たとき
タケシも良かったです
それがかけがえのない魅力となって
わたしたちに囁くように語りかけてくる
「人と人の憎しみが戦争を引き起こすのではない…
「人が見えないから、見てはならないとされるから、衆愚の極みが起こる」
最果ての地で
彼らは各々の精神性と矜持を胸に
二列になって向き合っている
捕虜を収容する日本軍と
捕虜のイギリス兵士たち
これは当然ホモセクシュアル（描写はない）がテーマではなく、人間が人間に憧れるという摂理を、不条理の鏡の中に浮かび上がらせた
いわば、花瓶に挿されたひまわり🌻
平和への祈りの鐘……🔔……
ニューギニアのトラック諸島でのロケは、
ジュラシックパークの島のよう
鋭い牙の恐竜は出てこず、剣道と切腹がキリリと描かれていた
大島渚が私財を売り払ってでも作ろうとし、ボウイはスクジュールを長く空けながら出演をじっと待ったという大作 哲学的に陥らず、娯楽的でありながらも、堂々たる風格だ
邦画を代表する芸術作品のひとつ
ほとんどのシーンが記憶に刻まれるはず
これは必見でしょう
リバイバル早期に観ていたのに
レヴューが遅れてしまいました…
中学生以上から？
カップルでも家族でも
学生は必修課題となっていました
まだの方は留年を避けるためにどうぞ😌
⭐キャスティングは当初とは異なり
緒形拳さんの原も観たかったなあ けれど、
彼だと滲む優しさが仇となり得たでしょう
タケシが、はまり役でした
⭐有名な最後の「メリークリスマス🎄」
意味深なセリフです！
異なる宗教と文化にくわえて、堅物だった
原（タケシ）が、立場が逆転した相手に向かって
心から祝福するあの一瞬…
でも、それは不死鳥のように再生する日本を
予見させる一瞬でもあったのかも知れません
西洋を呑み込んで発展する未来に放った…🎄🔔✨
全編通して初めて見た
たけしに衝撃だわ
はっきりセンセーショナルな演技 常に思うことが、「なんでこうなってしまったんだろう」ということだ。
劇中のローレンスの科白「我々皆が間違っている」という言葉に全てが詰まっている。
セリアズもヨノイも、自分の肉体のことは全く惜しんでいないし、寧ろ死に遅れていると自身を見つめている。
だからこそセリアズは他人へ愛を注ぎ続けるし、ヨノイは大日本帝国の規律を尊ぶ。
二人とも、それが美しいと思っているから。
そのぶつかりあいが、きっとあの時代でなかったならどうなっていただろう。
この切なさが胸を締め付ける。
因みに、何度観てもラスト、セリアズが夢の中(?)で弟のもとに帰るシーンで彼が歌い出した瞬間ぽろぽろと泣いてしまう。
やっぱりセリアズの愛が二度と弟の元に届くことは無いからだろうか… >>84
それぞれの信念があるし
ローレンスは日本語を話せる上に
珍しく日本人の考え方も理解していたのに
処刑されそうになったのは驚いた
セリアズは穏やかに亡くなって
やっと弟に会えたのだと思ったけどな 昔々にテレビで観て、その時も圧倒された。
でも映画館で観るとやばい。もう全然違う。
あの名曲も極音だと耳から脳に転がり込んでくる。
戦闘シーンの無い戦争映画。でもちゃんと戦争の愚かさ虚しさ惨さを見せつけてくる。
最初は嫌な奴感満載のハラ軍曹にどんどんハマっていく。当時の軍国教育を受けていればからの態度は当たり前なのかもしれない。でも実はとても気遣いの人なんだろうなと思わせるエピソードが続く。
最後のシーン。それまでとは打って変わった昔の呼び方でローレンスを呼び止めての「メリークリスマス」そして、あのはにかんだような子供のような笑顔。
涙腺崩壊した。
個人的には病棟でローレンスと話してたとこにヨノイ大尉が来たのをこっそり見てるとこも好き。ローレンスと2人で顔見合わせて「何で来てんの？」みたいなの、可愛かった。 久しぶりに見たらローレンスの日本語が全部聞き取れた。
俺も成長したなあ >>90
それは凄い
今回の映画は非常に聞き取りやすかった
坂本龍一は英語の方がわかりやすいし、たけしもよく聞こえない
ローレンスの日本語が一番キツイ
日本語も全部字幕がほしい 戦メリを観た勢いで
御法度をみた
みなきゃよかった >>92
やったねw
途中から何を見させられてるのかと思ったよ
戦場のメリークリスマスがホモ映画だと言われても仕方ないんだな ビートたけし好きだなぁ
変な顔だけど目が美しいとセリアズが劇中で言ってたように、佇まいや表情に不思議な魅力があるよね
この映画みてるとロレンスの考えに同化して日本兵の思想は狂ってる、という風に思うけど、実際、戦時中の思想から今の日本人の考え方がそんなに変わってるとは思えなくて(恥をかくくらいなら死んだほうがましとか)この頃から地続きなんだなぁと感じた
日本人は一人だと何もできないが集団になると狂うって、嫌だなぁ！そんなふうになりたくないなぁ！ハラ軍曹を憎まず、汚れた神を憎み、日本人だから嫌いと決めつけず、個として向き合おうとしたロレンスのように、私はなりたい 傑作とはこういうもののことを言うのだと確信する
演技が上手い役者が揃っていないのに、映像に引き込まれる
あの時代の日本人の精神性、敗戦後にみえるその歪み、その敗戦後正義となる西側の一員であるイギリスにもある同様の非人間的な一面
表裏一体、決して交わらないけど、細い細い糸が繋がっているような感じ
戦争という極限の舞台だからこそ描ける、あの時代の人たちの心 >>95
大島渚は怖くて有名だったが
坂本龍一と北野武は俳優ではないから
怒ったら帰ると宣言していたし
演技をしなくて良いと言われていたそうだよ
大島渚の手腕なのかね 登場人物の考え方とか行動が全然理解出来なかった。ロレンスだけはまだ分かった。戦争で歪んでしまった人間を表現していた。
芸術作品とするには演技、セリフ、表現方法で浮いてるなと思う部分があり、そこまでかな？と思ってしまいましたが、音楽含め印象に残るシーンも多く、モヤモヤしています。 >>97
レビューが読めるサイトはここ以外にもたくさんあるから他の人の感想とか読んでみると得るものもあるかもしれないしないかもしれない >>97
そのモヤモヤのせいでハマったよ
まず何を言ってるのか聞きづらいし
それぞれ何を考えているのか気になって何度も見てしまった 映画館で見た帰り道、二人組のおばさまたちが「あのシーン懐かしかったね〜」「あんなシーンあったなって忘れてたよ〜」と当時を回顧しながら話していたのが良かった。わたしもいつか、今見てる映画のリマスター版とかを劇場で見て懐かしむのかもしれないな。
ビートたけし何言ってるか分かんないなと思いながら見てたけど、坂本龍一もそれに張り合うくらい何言ってるか難しかったな。でもとても良かった。坂本龍一の恋心がピュア。ビートたけしが酔っ払って2人を解放したのも良かった。
日本人は焦っていた、っていうセリフを聞いて、なんとなく経済大国とか超先進国からしたら本当そう見えそうだなと思った。何かに焦ってるよねずっと。生き急いでいる。 ヨノイのセリアズに対する感情は複雑なものだとは思うけど、果たしてそのなかに恋情は含まれてあったのだろうか
若い時分に観た時は恋愛感情だと思ったけど、年取って改めて観るとなんか違う感があるんよな >>101
人としての信頼が大きいと思っていたけど
映画館で見たら裁判所でセリアズへの
ヨノイさんの熱すぎる視線が一目惚れとしか言いようがなかった
まあ公式も恋心と説明してる
ただ登場人物は直接的には話さないし色々と考える余地もあって
そこがこの映画の魅力であると思う ヨノイが化粧をしているのはおかしい
そんな日本軍の将校がいるわけがない
この映画はファンタジー 監督が恋愛解釈で撮ってるのかな
憧れとか羨望とか、恋愛感情に含まれる感情はあると思うんだけど、それはしかしイコールで「恋」…なんか？と言う疑問 以前、本作を見たのはTV地上波で、当時幼い子供だった私はストーリーなんて理解できず。ただ、例のキスシーンなどの名場面が鮮明に記憶に残っていた。スクリーンで見るのは今回初めて。しかも４K修復版なのでサウンドが素晴らしく、坂本龍一の「Merry Christmas, Mr. Lawrence」を聞くことができたのは至極の幸福であった。
こうして大人になって分析しながら鑑賞すると、子供の時に見えなかったものが新たな発見として色々見えてくる。内田裕也は相変わらず芝居下手だな、とかｗ。トム・コンティは舞台の名優であることを大人になって知り、道理でめちゃ芝居が素晴らしいなあと感心した。とても優しい人柄。ビートたけしは芸人が本業だから演技力を求めるのは酷なんだけど、数あるシーンの中で酒に酔ったハラ軍曹が「ファーゼル・クリスマス」と言いながらケタケタ笑うシーンは印象的だった。あの笑い、セリフ回しはたけしじゃないとできないなと。ロレンス中佐がセリアズ少佐と英語で話しているのを不安げに見つめる表情も良かった。
最後のシーン。先述のクリスマスのことを思い出して二人で笑った後の静寂の間が何とも言えない。二人ともどう言葉を続ければいいのか分からない。そして長い沈黙の後の別れ際、ロレンス中佐が泣きそうになるのをこらえて「神のご加護を」と言う。この時、思わず自分も泣きそうになった。大島渚監督じゃないと表現できない唯一無二の反戦映画である。
追伸。ヨノイ大尉の後任に着任したのは室田日出夫であることに気づく。上映権の関係から今回が最後の劇場公開になるらしい。どうしようか迷ってる方はぜひ見て下さい。 >>103
化粧は当時を知る人に取材して決めたそうだよ
大島渚のどっかの本に書いてあった
にしても今と違ってドアップが多かったな 私にとっては、ほぼ伝説と呼ばれる位のキャストが揃ってて衝撃的だった。
デヴィッド・ボウイと坂本龍一が話してるのがスゴい、、
メインキャストが本業俳優じゃない人が多いにも関わらず、しっかり名作映画として現代まで地位を確立してるのが素晴らしい。
ハラとロレンスの友情がなんとも言えない、、
戦争の時代に生きていると、「自分個人の命が最優先」だったり、「上官の命令は必ず」といったイメージがあったが、ロレンスとセリアズを釈放してしまう人間らしい優しさが垣間見えて、ロレンスの「あなたはやっぱり人間だ」というセリフが大正解だと思った。
最後の「メリークリスマス、ミスターロレンス」が有名だが、ハラの処刑を覚悟した最後の言葉だとは知らなかった。本当に「瞳だけは美しく輝いている」がピッタリなビートたけしの瞳だった。
大学生の私には、このぐらいの感想しか書けないから、、、30歳になったらもう一回見てみたい！ 色んな人の色んな思いが溢れててよかった。
画面の美しさもやばい。音楽も最高。冒頭のシーンから惹き付けられたし、セリアズの家？の美しさやばかったな……。死んでしまった蛾が止まる演出も良かった。どうやって取ったんだろう……。
ローレンスのハラ軍曹、あなたはやっぱり人間だ。も好きだし、それが理解出来なかったセリアズは狂ってるって言ってたけど、うるっとした〜。ヨノイとセリアズ…主にヨノイの方がしっかりしろ！と思ってしまったけど本当可哀想な男だった…。ハラキリした男と舌を切ったオランダ人、実は好きあってたのか…？とか、おのれよくもヨノイ大尉を！みたいなモブたちも色んな想いがあるよな！(???)
でもとにかくハラ！
メリークリスマス、ローレンス、メリークリスマス！ って最高だったな一生記憶に残るシーンだった。 これはまた不思議な映画…戦場なのに死んでいく人は切腹と拷問ばかり…「個人」と「システム」の関係性を繰り返し描く本作はまさに大島渚監督作品だ！
この作品はカンヌ映画祭で賞を取る可能性もあったらしいんだけど、多分審査員も頭を捻っただろうな…戦争映画の魅力は全く無いんだけど、大島渚の作家性はビシビシ感じるというか…
大島渚監督は『儀式』しか観てないんだけど、今作でも男性のホモソーシャル的なシステムとその中で生きる個人の相剋を描いている。最初は切腹に代表されるような、恥の意識をベースにした日本軍の個を抑圧するシステムと、捕虜になったイギリス軍捕虜が対立して描かれるんだけど、新しく捕虜になったデヴィッド・ボウイにも男子寮のホモソーシャル的な雰囲気に呑まれてしまった過去が描かれている。
そういったホモソーシャル的なシステムに風穴を空けるものとして(肉体的では無い)同性愛が描かれているのが印象的だった。ルカ・グァダニーノが大島渚を尊敬しているのも納得。あと日本軍とイギリス軍捕虜の関係性はスコセッシ『沈黙』が近いかなと感じるけどどうでしょうか？
正直台詞劇ではあるので、映像的にはあまり面白さは無いんだけど、この個人とシステムの関係性を執拗に描き続けるのは作家性だなと感じる。
それにしてもデヴィッド・ボウイの美しさたるや！そりゃ坂本龍一演じるヨノイ大尉もクラっと来ちゃうでしょ！
「メリークリスマス、ミスター・ローレンス」システムの垣根を越える一瞬の愛と友情が、美しい音楽と相まってあまりにも切ない… 異色の訳者の組み合わせ。
日本人の、滑稽とすら思う、
軍隊の礼儀だったり切腹文化だったり…
英国人と比較して、余計に
やっぱやべえなって思った。
坂本龍一の顔が立ちすぎていてびっくり。
正直一度見ただけだと消化不良で、
台詞も聞き取りづらいし
表現が仄かすぎて分からないし…
見終わったあとにネタバレサイトも見て
物語を補完していたけれど、
カネモトがオランダ人と
くっついてたのはそうなんだろうけど、
ヨノイがセリアズの事好きだったのも
そうだけど、
それが恋愛感情とまでは
いかないように感じた。
会社とかでも、男上司が
気に入ってる男部下って普通にいるし。
恋愛感情とまではいかない、
お気に入り止まりのように感じた。
セリアズがヨノイにキスしたのも、
ヨノイの自分に対する恋愛感情を
利用したとかそんなんじゃなくて、
「こいつなら分かってくれる」という
親しさの表現と、
この刑務所の公的な狂った状況を
無茶苦茶にして打破するための
手段のように感じる。
最後のビートたけしが良い。
1度目の、酒飲んでた時の
「メリークリスマス」とは訳が違う。
立場も逆転、抱えている重苦しさを
覚悟した上での、
晴れやかな「メリークリスマス」。
ロレンスはどうか忘れないでいて欲しい。
刑務所という殺風景、
かつ軍隊的、無感情な印象の場所で、
人情が揺れ動かされる、
公的な場と1対1の空間での
顔を分けてしまう、
葛藤もあったり狂っていそうな日本人の
描写が凄くいい。
それに対しおかしい、と真っ当に思い、
藻掻く英国人も凄くいい。
坂本龍一の音楽が
ずっと耳にこびりついて離れない。 映画館はほとんど終わったな
台詞聞きやすかったし映像きれいだったのにブルーレイにならないんだな
あとはアマプラで見るか 3月で終映したけど追悼上映有るだろうな
しかし残念だ なんで今更上がって来てるのかと思ったらニュース見てビックラこいた 追悼のつもりで視聴したけど、音声も聞き取りにくいしなんかよく分からんかった
バイク事故前のたけしのビフォー顔が懐かしかったのと、若いころの捜査一課長やチョイ役の三上博史が見れて良かったことくらい 14日開業の東急シネマズ新宿がやっぱり戦場のメリークリスマスやるんだな
予期せぬ目玉になっちゃったな・・・ 没後10年 映画監督 大島渚 | 国立映画アーカイブ
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/oshima202303/#ex-7083431 戦場のメリークリスマス［デジタル修復版］(123分・DCP・カラー)
2023年5月20日(土) 6:50 PM@小ホール
2023年5月24日(水) 3:00 PM@小ホール
没後10年 映画監督 大島渚(企画展)4/11～8/6
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/nagisaoshima2023/
103 脚本：「影の獄にて」 仮題第一稿（1979年）
104 製作資料：『戦場のメリークリスマス』 映画企画書（1979年）
105 写真：『戦場のメリークリスマス』 東南アジアロケハン写真（1980年）
106 製作資料：『戦場のメリークリスマス』 キャストの旅程表（1982年）
107 写真：『戦場のメリークリスマス』 ラロトンガ島ロケ地写真（1982年）
108 製作資料：『戦場のメリークリスマス』 キャストの契約書（1982年）
109 美術資料：『戦場のメリークリスマス』 捕虜収容所セット工程表（1982年）
110 美術資料：『戦場のメリークリスマス』 セットデザイン図（1982年）
111 美術資料：『戦場のメリークリスマス』 セットデザイン図（1982年）
112 美術資料：『戦場のメリークリスマス』 セットデザイン図（1982年）
113 製作資料：『戦場のメリークリスマス』 軍幕テントの設営指示書（1982年）
114 写真：『戦場のメリークリスマス』 捕虜収容所セットの建設スナップ（1982年）
115 写真：『戦場のメリークリスマス』 軍幕テントの設営スナップ（1982年）
116 写真：『戦場のメリークリスマス』 打ち上げで披露された寸劇スナップ（1982年）
117 脚本：「戦場のメリークリスマス」（1983年） 削除シーンのシナリオ
118 写真：『戦場のメリークリスマス』（1983年） 削除シーンのスチル写真
119 『戦場のメリークリスマス』（1983年） フィルム事故解説図 大島ともよ氏作成・樋口尚文氏提供
120 写真：『戦場のメリークリスマス』 アオイスタジオでのスナップ写真（1982年） 坂本龍一さん追悼『戦場のメリークリスマス 4K修復版』5月26日より再上映決定！
大島渚監督『戦場のメリークリスマス 4K修復版』が、坂本龍一さん追悼ロードショーとして5月26日（金）より再上映されることが決定しました。
松竹ヌーヴェル・ヴァーグを生み、差別や犯罪など、社会の歪みと闘い続けた熱き映画監督、大島渚の最大のヒット作である『戦場のメリークリスマス』は、坂本龍一さんのほか、デヴィッド・ボウイ、ビートたけし、内田裕也など、本業が俳優ではない個性的なキャスティングで原作者の日本軍俘虜収容所での体験を描いた、戦闘シーンが一切ない異色の戦争映画。
坂本さんは、デヴィッド・ボウイ扮するジャック・セリアズ少佐の凛とした美しさと気高い生き様に次第に惹かれていくヨノイ大尉役で出演。さらに本作が初めて映画音楽に携わった作品であり、名曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」ほか、劇中曲全てを手掛けた坂本さん自身にとっても特別な作品です。
デジタル修復を施した4K修復版が2021年に公開された際は、鮮やかなピンクのポスタービジュアルも目を引き、初鑑賞となる若く新しい世代の観客も多く足を運び、その後ポスタービジュアルを黒に一新し、今年1月から3月末までリベンジ上映を実施。今回の追悼ロードショーでは白ver.が作成されました。
配給会社アンプラグドの配給上映権は2023年3月31日に終了を迎えましたが、3月28日に坂本龍一さんが71歳でこの世を去ったことを受けて、全国の映画館や観客から追悼上映を希望する問合せが殺到。急遽特別に大島渚プロダクションの依頼と坂本龍一さんの事務所の協力により、追悼ロードショーとして再上映が決定いたしました。 上映劇場（4月17日時点）
5月26日～
東京 新宿ピカデリー
東京 ヒューマントラストシネマ有楽町
東京 アップリンク吉祥寺
東京 MOVIX昭島
千葉 シネマイクスピアリ
神奈川 MOVIX橋本
埼玉 MOVIX三郷
長野 長野ロキシー
愛知 ミッドランドスクエアシネマ
愛知 MOVIX三好
大阪 なんばパークスシネマ
大阪 シネ・リーブル梅田
大阪 MOVIX堺
京都 MOVIX京都
兵庫 kino cinema神戸国際
広島 八丁座
熊本 熊本ピカデリー
5月27日～
千葉 キネマ旬報シアター
6月2日～
岡山 シネマ・クレール丸の内
6月9日～
神奈川 あつぎのえいがかんkiki
6月11日～
群馬 高崎電気館
6月24日～
鹿児島 ガーデンズシネマ
7月15日～
神奈川 横浜シネマリン
順次
福岡 KBCシネマ
栃木 小山シネマロブレ
広島 サロンシネマ
宮崎 宮崎キネマ館
福井 メトロ劇場
新潟 新潟シネ・ウインド >>122
戦場のメリークリスマスは見たから
他の作品見ようと思うがおすすめある？
愛のコリーダは見る予定 4K修復版を2年前に見て、今年の再公開も見に行って、5月の追悼ロードショーも見に行きたい。 今回特別に上映って年始リバイバル上映の「国立機関に収蔵されるのでこれが最後の機会です」って文句は何だったんだろうなって思うよ
少なくとも教授のファンなら年始の上映の頃には心の準備は出来てたし
何なら幸宏さんより早いかもって思ってた 公開は3月いっぱいで終了したのだが、追悼上映の要望が集中したので、それを受けて、また新たに公開する運びになったという。 ＞坂本さんは、デヴィッド・ボウイ扮するジャック・セリアズ少佐の凛とした美しさと気高い生き様に次第に惹かれていくヨノイ大尉役で出演
嘘ばっかりw
一目惚れだろ >>131
あれはどう見ても一目惚れだな
映画館で見ると裁判所での眼差しが熱すぎる 新宿の東急シネマズでやってるのは4K修復版？実際に見に行ったけど映像画質は4Kとは思えなかったけど >>133
35ミリ・フィルム版を見たのではあるまいか。今日のHD基準だと、2K相当。
＞戦場のメリークリスマス 35mmフィルム版
https://109cinemas.net/movies/3530.html いい映画だった坂本龍一の音楽がすばらしい
メインテーマはもちろんだがsowing the seedがめちゃくちゃいい
よく分からなかったのがヨノイはゲイだったのか？セリアズにヨーロッパ式のあいさつのようなキスみたいなのされたのはセリアズもヨノイが自分に気があるというのがわかってたのかな
ゲイじゃなくても格好いい男には特別な感情が湧くのはわからないでもない たけしも良かったね
監督としては今更言うまでもないが役者としてもたけしはいい
坂本龍一は戦メリに出た時既に世界で有名だったのか？
たけし坂本龍一をキャスティングしたのは見事
この映画を面白くないなというのはセンスがない音楽だけでも素晴らしい映画 たけしの役者としての不思議な存在感って何なんだろうな
坂本龍一もこういうピリッとした役柄は抜群に合う
主役は誰なんだろう見た限りローレンスのような感じがしない？ >>136
坂本龍一はYMOやってた頃で世界では無名。
YMOも世界で売れたわけじゃないしね。映画音楽もこれが初。
坂本龍一的にはデビッドボウイが出る映画なんで世界の音楽関係者は見るだろうという下心があったと、ラジオとかで話してたよ。
それで音楽もやらせてもらう条件で俳優を引き受けた。 以前も別スレに書いたんやが、今の日英の若手俳優・ミュージシャン・コメディアンを集めてこの映画もリメイクしてくれんかな
もちろん音楽は
新 曲 を 書 き お ろ し て も ら う で
坂本もボウイもジョニー大倉も亡くなった事だし、誰か挑戦してみようっちゅう気概のある若手ミュージシャンはおらんのかのう 今度こそ見納めかな
10年に1度でいいから復活して映画館で上映してほしい ⋱……戦場のメリークリスマス 4K修復版
記念日トークイベントのお知らせ……⋰
🎊㊗日本公開40周年
記念日トーク 開催決定！🎊
📍ヒューマントラストシネマ有楽町
📅𝟱/𝟮𝟴㊐𝟭𝟭:𝟯𝟬の回 終映後
登壇：樋口尚文 さん（映画評論家／映画監督） ＼🔈イベント上映🎞／
5/31（水）18:45～
『#戦場のメリークリスマス4k修復版』
上映前トークショー付き
登壇：#ピエール瀧 さん、#吉村栄一 さん
こちら残り数席でございます🫡
パンフレットやポスター
その他関連商品も当劇場の売店にて販売しております‼ 109新宿で見てきたけど2Kのしかも修復前なのな
なんで4000円も払ってるのに4K見せてくれないの 昨日初めて4K版を見て映像の鮮明さに驚かされた。暗くて良く見えなかった映像も、はっきりと確認出来た。 >>146
えぇ…
しかも教授が遺した音響監修の劇場で… しかも坂本龍一がフィルム上映が出来る設備を提案していたという。
「戦メリ」がフィルム上映されたのも、だからなんだろうけど。 ロレンスを演じたトム・コンティが、クリストファー・ノーラン監督の新作「オッペンハイマー」に出演。アインシュタイン役。 >>132
一目惚れだよね
裁判でデビッドボウイを始めて見た時の
坂本龍一の演技何回も繰り返して観た覚えがあるw
裁判中なのに口モゴモゴさせて珍妙な音楽が流れてたよ
あのシーン好き 音楽も南国の映像も役者も戦時中の捕虜たちも
全部不思議な印象を受ける
だから何回も繰り返し繰り返し観てしまう
あの雅楽のような音楽とトムコンティの存在は
不可欠だったと思う
そしてたけし自身が持つ不思議さ
何言う時も一本調子に聞こえるので
どれが本気なのか探ろうと言う気持ちにさせられているのかも
もしたけしに役を大地康雄がやっていたら
どんな感じだろうか >>153
あの一目惚れシーンは
ヨノイさんのアップと音楽だけで表現してるのが凄い 12/25にNHK BSでやるね。4K版じゃないけど。 >>156
もう上映も期待できないし
4kで放送すればいいのに >>156
まさに数年前のクリスマスで初めて見て虜になったよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
