エッシェンバッハ
2007-8のシーズンを最後にフィラデルフィア管を辞任することになったエッシェンバッハについて
大いに語ろうではないか どうしてもキワモノ扱いされてしまうよね。
やりすぎと思うことはあるけど、この人の表現意欲は本物だと思う。
アバドみたいな紛い物が日本ではもてはやされるようだが…
ブラームス/シェーンベルク編(ピアノQ)がナイス。 ●З●З●З●З●З●З●俺は王様だ。
正確には国王だ。
ハッハー!!それはサーカスかい?
俺はルックスは世界一だし金持ちだし国の王だ。 これね、マジな話しなんだけどね、エッシェンバッハはプレイヤー側からは好かれていなかったんだよ。ツアーのスケジュールや内容が厳しかったりね。あ、もちろん指揮者としてね。人間的に嫌われてたかは知らない。
サバリシュの後任がエッシェンバッハと正式に知らされた時のプレイヤー達は、マジで失望したらしい。それ以前の噂では、レバインとかアバドだったから、期待してた分だけ落胆は大きかったんだ。
フィラデルフィアオケは、この3〜4年で溜め込んだストレスがある分、これから飛躍的に伸びるんじゃない?
んで、後任はだれ? 客からだって嫌われてたし、プレスの評判は悪かったし
良かったのは金集めが上手かったってことだけだろ? マーラーの9番のフィナーレは素晴らしかったな。
ラストとまりそうに遅いテンポで
フィラデルフィアの弦が最高のパフォーマンスを聴かせた。
最後の音符が消えた後の30秒くらいの凍りついたような沈黙な
先日のアバドの6番以上の緊張感と感動だった。
全体にエッシェンバッハの過剰な思い入れの発露にオケが付いていけず
傷というかぼろも多かったけど最後で帳消しにしてお釣りが来たw 今年のプロムスのフィラデルフィアとのベト9コンサートが小火でキャンセルに
なったことは意外と知られていない。熱い男であることは間違いないといえやふ。 今は厳しいだけで嫌われるんだもんな。
巨匠なんていなくなるわけだ。
結局この人、ヒューストン以後、結果を残せていないね。 たった3年の間にフィラ菅に多額の寄付をもたらし
2回のヨーロッパツァーで、「アメリカを代表するばかり
ではなく、世界のオーケストラをリードする存在であることを
証明した」と評されオーケストラの名声を高めた。
前任者2名の20余年間があるにもかかわらず、ほとんど
「オーマンディのフィラデルフィア」としか認識されてなかったのに
レコーディングの実現によって現在のフィラデルフィアをアピール
した。この3点でも凄いことだと思う。
これらはすべてオーケストラへの貢献というべきものではないだろうか?
両者妥協の音楽的成果がこれらをもたらしたのだから、この3年は
実りあるものだったと思う。まだ、2年半残っているけどw 何度もすまん。やはり2年半だね。
事務局からの定期会員へのメールでは
「私たちにとっては受け入れがたいマエストロの
決断・・・」とあったけど、実際のところどうなんだろう?
残された期間がよりよいものであってほしい。
オケが「今度は自分たち好みの指揮者を迎えれるんだから
ここは気分よく別れよう」とエッシェンバッハの音楽作りに協力してほしいなあ こーゆー狂信者によって支えられている指揮者なんだなあとは思う。
風貌を含めて一種の宗教家みたいなものだね。
バイエル教則本といえどもこの人が弾くと音楽になってるからすごいなと思った。 まあ、あれだけ金持ってきてくれる人もいないから、運営側としては辞めてもらいたくないだろうね
北欧の小レーベルとはいえ、レコーディングも一応は再開したことだし ムーティやサヴァリッシュよりも存在感があったなんて言うと
さすがに鼻で笑われると思うけどなあ。
一般的な評価は知らんけど存在感は強烈にあるだろ。
メジャーなオケを振ってこれだけ好き放題に演奏している
指揮者は他に知らない。 前任者よりどうのだとか、指揮者は他に知らない、だとか大袈裟なのが多いな
もう少し現実を見たらいいのに エッシェって、短期でオケを辞めていくのこれで何回連続?
なんかこの人、ドホナーニあたりとポストを回しあっているような・・・
シカゴもハイティンクに決まってビッグファイブのゲルマン志向はあいかわらず強いみたいだし
(不思議なほどイタリア人指揮者は少ない)
後任はオーマンディの故国の血を1/4ほど持つ、ハイティンクと同年のおじさんだったりして。
フィラデルフィア菅の無料ダウンロードの期間がもうすぐお仕舞いらしいですよ。
http://www.thephiladelphiaorchestra.com/
これを聴いてごちゃごちゃ言うのも楽しいね!
でも、この指揮者って本当に革新的というか
前例にとらわれずOK と思ったらさっさと実行
しちゃう人なんだね。 >>32
それをフィラデルフィアでやることは無いってのが結果だろうね
ヒューストンあたりが丁度良かったんじゃない?
エッシェンバッハってピアノ弾けるんだよね?
スゲー、尊敬。 ていうか、最初ピアノ弾きとして有名になったんだが… 繊細でデモニッシュで深い解釈をするすばらしいピアニストだった。
ポリーニとかよりよほど好きなピアニストだ。
ったのになーーーー。 モーツアルトのピアノソナタ第8,11,15番があったので
即GETして聞いたけど、ごく普通の演奏でがっかりした。 エッシェンバッハのデビュー当時のモーツァルトはごく真っ当なものだった。
変貌を遂げるのは1970年代。
ショパンの前奏曲 シューベルトのソナタ第21番 ベートーヴェンの最後の三つのソナタなどなど。
重苦しく陰鬱で分裂症のような感性は後の指揮者としての音楽造りを予見させるものだ。 この人一時日本でもSげー人気あったよな
でも北ドイツ豊胸と来日してガクって評価落として人気も下がった感じだな >>40
エッシェンバッハのシューベルト第21番はCD化されていないのでしょうか。
アファナシエフの演奏もすごく暗いですが、エッシェンバッハの演奏も聞いて
みたい。 アファナシエフやソコロフが出てきた今こそ
あの当時のエッシェンバッハの演奏が再評価されるべきだと思う。
BOXセットにでもならないもんかな。 絶対、再評価されるべきだね。
ポリーニ、アルゲリッチ、アシュケナージがやたら評価されて
いた時代には、エッシェンバッハは2流ピアニストみたいに
見られていたけど、今聞くと、エッシェンバッハの方が
ずっと興味深い楽譜の解釈をしていた。 >エッシェンバッハは2流ピアニスト
カラヤンBPOとレコーディングもあるのに。。。
じゃ本家wクーベリックともやったことあるのかしら? >>46
>>47
まあ、二流という言葉は適当でないが、その3人のスターよりは僅かながら格落ちに思われていたのは確かだ。
カラヤンのソリストをつとめたのはそんなに関係ない。ヴァイオリンのフェラスなんかもいるし。
カラヤンが共演したベルマンやワイセンベルクよりもおれは評価したいな。 このスレ、大物の名前を出して、それよりも全然いいという人が多いね
なんか下品 この前、音楽ペンションではっとするような繊細な「即興曲」が
流れた。驚いて演奏者を確かめたらエッシェンバッハだった。
その後、960をみな、しんとしたまま聴いた。 >>50
そうか? 彼らは褒められすぎていたからかまわないと思うが。
しかし、いってみれば価値判断なんかどれも下品な行為だからね。 初心者です。この人、ベト交響曲はどの程度録音してるんかな
僕が持ってるのは、5番、3番。何れもCD-R
正規盤とかないんすかねぇ? 何ヶ月か前に発売された塔のヘンツェとベートーヴェンのコンチェルトの
「エッシェンバッハはフルトヴェングラーになりたかった」で始まる
片山杜秀のエッシェンバッハ論はなかなか面白かった。
ピアニスト時代の演奏を、影響を受けた指揮者から考察できるとし
、セルの求心力、カラヤンの流麗、魂打ち震わすフルトヴェングラーが
皆いるとしていた。時代の寵児には違いなかったが複雑な音楽的個性が
レッテルを貼り辛くどこかはぐれていた。。。というのはかなりうなづける
見解で、こういう見方はあまり無かったのではないだろうか? デモーニッシュな解釈をするところは
フルトヴェングラーに近いかも。
当然、影響は受けているでしょう。
ピアニストでのデモニッシュなタイプはフルヴェン的ではない
方向性が多いね。 ロシア系とか。
独墺系では、現在はまったくいないね。
シュナーベルあたりを出さなければならなくなるでしょう。 エッシェンバッハは、
自らのコンサートでピアノ協奏曲を指揮するときにはいつも、
ツィモン・バルトというマッチョ・ピアニストを起用する。
なぜなら、年老いたエッシェンバッハにとっては、
バルトがインスピレーションの源泉だからである・・・。 バルトって一時期EMIから録音出してたけど、最近ちっとも見ないね。
もちろん、どんな演奏をするのかも知らないけど。 把瑠都
本名 : カイド・ホーヴェルソン
生年月日 : 昭和59年11月5日
出身地 : エストニア・ラクヴェレ エッシェンバッハの音楽の源流は悲惨な幼少期の体験のなかで育まれたものだと思うけど。 近年のエッシェンバッハのデモーニッシュな音楽は、
ヘラクレスのようなバルトの肉体美と深い関係がある。
それは、肉の礼賛にもとづく法悦境なのである。 彼の出身地はドイツだけど、現在はポーランド領なんだよね。
カントと同じだ。
>>63
ドイツ・オーストリアは最盛期よりかなり版図が小さくなっているから、そういう人はいっぱいいるよ。
クレンペラーやシュワルツコップもそうだし、最終的にフランスに帰化したけどアルザス生まれのミュンシュ、ワルトトイフェルも家系はドイツ。
植民地的な地域でドイツ系の生まれという人には、リスト、レハール、マーラー、コンヴィチュニーがいる。
日本だと小沢みたいなもんだ。
>リスト、レハール、マーラー、コンヴィチュニー
ヴォルフのことも、時々でいいので思い出してあげてください。 欧州光頭指揮者(現役)の出世頭
ロジェヴェン、シュタインを頭差抑えて堂々の一位
28さん、エッセンでは他の日も聴いたんですか?
協奏曲の弾きふり、室内楽まで聴ける4日間、行くのを
楽しみにしてたんだけど不幸があって中止止む無きに
いたり残念でした。 フランスのアルザス、イタリアの南チロル、ロシアのドイツ人自治区なんかは領内少数民族としてドイツ語教育もちゃんと認められているが、チェコやポーランドはまったくダメ。
完全に自国民化するか退去するかの二者択一で、元ドイツ・オーストリアだった痕跡を一掃している。
エッシェンバッハ、シュワルツコップ、クレンペラー、コンヴィチュニーらが、最終的にフランス国籍を選んだミュンシュなんかも比べてドイツを強烈に意識させるのは、そうした故郷喪失のせいかも知れない。
(ユダヤ系のクレンペラーは少し事情が違う面もあるが)
勝手な憶測といわれればそのとおりだが、妄想とかいう意味不明な言葉で突っ込まれても・・・・
日本語不自由な方?
>最終的にフランス国籍を選んだミュンシュなんかも(と)比べて
ドイツを強烈に意識させるのは
日本語がおかしいのは>>72の方では?
いとこのハンス・ミュンヒはドイツ人として生を終えたことについても言及されていないし。 日本語の不自由な72は捨て置きまともな話題をドゾー ここはエッシェンバッハのスレだったね。スレ汚しスマソ。
裏青から出ているNDRとのブルックナーは名演 1字書き間違えたのは謝るとして
従兄弟がドイツ国籍のままだったことがシャルルとどう関係あるのかな?
そもそも彼の場合は従兄弟どころか、父親も兄弟もドイツ国籍のままだ。
ミュンシュの場合は生地が小学校から独仏バイリンガル教育という緩やかな体制の地になっていること。
他の4人の場合はドイツ語のほとんど通用しない「異国」と化していること。
ここまでは事実。
で故郷喪失の4人のほうがドイツを意識させるというのは私の「個人的意見」。
(ミュンシュは単に仏国籍を選んだだけで音楽的には強烈にドイツ風だという意見だってあるだろう)
それが故郷の問題と結びつけるのは、もう一歩踏み込んだ「憶測」。
違うと思うならそう書けばいいだけの話じゃないですか?
エッシェンバッハの音楽は、
ドイツだのフランスだのということではなくて、
男性同士のエロスにたいする讃歌だと思いますね。 デイヴィスをディヴィスって書く人多いよね
AデイヴィスもCデイヴィスもみんなディヴィスってかかれちゃう
発音してみれば分かるのに ベートーヴェンの後期ソナタ集を聴きました。
何か力がぬけてへたりこんでしまうような感動でした。
グラモフォンの1000円盤
シューベルトのD960 どうしてバレンボイムなんだ。買う人いるのか
エッシェンバッハだったら売れると思うのだが。
少なくても俺は買うよ。 もうすぐマラ6発売日♪
でもどうして延びちゃったんだろ? カラヤンとのザルツブルグライブを聴いた。
素晴らしいシューマンだった。
大胆かつ繊細でたいした30歳だったんだなと思ったよ。
耳が壊れそうになるぐらいの怒涛の喝采だった。
もう、あんな演奏はできないだろうなあ。 マラ6は何日になったの?
会社をずる休みして買いに行く予定なんだけど。 ヒューストン響との録音は素晴らしいものばかりなのに、
どうしてこんなに劣化したんですか? 皆さんが私の音楽に困惑しているということを知り今回の決断を
しました。 楽団員の80パーセントが音楽的な解釈に同意できず、楽団員の80パーセントがコンサート後に怒りを感じる、らしい ロンドンのオケとか、仰せの通りに仕上げますというビジネスライクなところを振ればいいのに フィラデルフィアのHP、
もうちょっと無料ダウンロードの曲を増やしてくれないかな。 まあ何だかんだといっても66.
フィラデルフィアに見切りをつけてよかったよ
下手すると音楽外のとこで大消耗したかもしれない >>90
同意。ブラームスの全集やシェーンベルク編曲のブラームスなど、
実に素晴らしい出来栄えだったのに、あれはなんだったんだ? >>97
ホントにあのブラームスはこれ以上ない出来栄えだった(私はあれを超える演奏はないと信じて疑わない)し、
モーツァルトの管楽協奏曲集も最高だった。 >>96
こういうタイプはアメリカのメジャーオケとは合わないかもね。
ビッグネームじゃなくていいから、気があうオケとコンビをもてばいい。
84が名前をだしたバレンボイムなんかは、
なにがあってもメジャーオケを選ぶタイプだろうけど。
エッシェンバッハは、少なく濃いファンがよってくるタイプだから。