ラフォルジュルネホールCに行って来た。入りは9割強くらいだったか。青春18きっぷ
の移動で朝方の事故の復旧が遅れていてJR東海の在来線のダイヤは無茶苦茶乱れていた。
もう少し遅めに出ていたら完全に間に合わなかった。何事も余裕を持って行動すべきだなあと再認識した。
野太い感じの音がホールいっぱいに響くことが多かった。竹澤恭子は終始芳醇な響き、華麗なるテクニック、
豊かな音楽性と三拍子(三拍子ってそんなことだっけ?)そろっていたから文句なしのリサイタルだった。
一般の人にはそう人気がない曲だからシベヲタが集合したのか男性が8割以上。来日直後だからなのか
外来オケにしては音がうまく混じっていないところがあった。2楽章あたりから少しずつよくなってはいた。
演奏が終わってカーテンコールが何度があって照明が明るくなっても数人が拍手をし続け、そうなると
ソロカーテンコールに。指揮者が竹澤さんとコンマス氏を一緒に連れて来て、3割くらい(?)残った観客
から拍手を受けていた。終楽章の高揚感が拍手し続けた数人に受けたのかも。シベコンを少し前にやった
新日本フィルやN響より今日のオケは個人的には曲のよさを伝えられていたように思った。去年サントリー
で聴いた五嶋龍独奏のプロコフィエフ1番は文句のつけようのないくらいの超名演で上には上がいると
いうことだ。美しく心に響く音でしかも曲の作りもうまく表現されいた。惜しむらくはそんな超名演だったのに
客の入りは半分くらいだったことだ。フランスのオケも良かった。終わってラーメンを食べた。