この人の魅力がいまいちわからない
メカニカルなテクニックだけなら最近のヴァイオリニストでも比肩しうる人がたくさんいるだろうし
そもそも職業音楽家の時点でテクニックがあるのは当たり前でそれを特別誉めそやす必要はない
演奏の質はテクニックを超えたその先にあるはず
で、ヴァイオリン音楽の最高峰で全ヴァイオリニストの本命曲たるバッハ無伴奏のハイフェッツの演奏を聴いても
無意味にハイテンポだし音はガザガザしてるしほとんど名作レイプに近い
いろんな本で小品が絶品などと言われるので聞いてみても「まあ、うん、すごいテクニックですね」で終わり
協奏曲を聞いても同じ
この人は確かに20世紀のパガニーニだったかもしれませんが、曲芸師であって芸術家ではなかったのではないでしょうか
というわけでどう楽しめばいいのか教えてくださいな
しかしまあシャコンヌの和音の汚いこと雑なこと…この1音だけで嫌いになってしまいかねない(もうなってるけど)