音楽作品が持つ旋律や和声や音色などにうっとりしたり、リズムに血沸き肉踊ることは確かにある
でも、音楽は総体的には基本的に時間の構築美によるものが多いよね

ストラヴィンスキーの楽曲はセクションを並列させる作りのものが多いが
そのセクションの並べ方がもたらすドラマやセクション内の音の情報の増減の変化、アイディアが面白い

旋律がオリジナルかどうか、という話題からは少し外れてしまうけれど
ブラームスのヴァイオリン協奏曲についてのチャイコフスキーの感想なんかは
両者の音楽に対する立場の相違がうかがえて興味深いかな
(でもその二人は誕生日が同じという)