>>157
「成り済まし」乙。
>>156
「誰も、モーツァルトの音楽の形式の均整を言うが、正直に彼の音を追うものは、彼の均整が、どんなに多くの均整を破って得られたものかに容易に気付く筈だ。
彼は、自由に大胆に限度を踏み越えては、素早く新しい均衡を作り出す。到る処で唐突な変化が起こるが、彼があわてているわけではない。
方々に思い切って切られた傷口が口を開けている。独特の治療法を発明するためだ。
彼は、決してハイドンのような音楽形式の完成者ではない。寧ろ最初の最大の形式破壊者である。
彼の音楽の極めて高級な意味での形式の完璧は、彼以降のいかなる音楽家にも影響を与えなかった、与え得なかった」