モーツァルト効果と癒しについて
http://www7.plala.or.jp/machikun/unmei1.htm

モーツァルト効果とは 1993年にいわゆる「モーツァルト効果」なるものが米Nature誌に発表され話題になったことがある。
これはモーツァルトの「二台のピアノのためのソナタK448」を36人の学生に聴かせた後、
IQテストを行うと対照群に比べて有意にその成績が上昇した、というものである。

冒頭の「モーツァルト効果」を主張したラウシャー女史はこうした効果はたとえばメンデルスゾーン作品では認められない、と書いているが、
私もやはりモーツァルトにはモーツァルト独自の何ものかがあり、したがってこの「モーツァルト効果」は存在する、と思いたい。
モーツァルトは無論同時代の作曲家群からは抜きん出ていたばかりではなく、
古今の音楽史を通観して見ても独特の世界を構築した作曲家だったのであろうと思う。