犬の年末特価で出たヨッフムEMI箱(20CD)を買ってみたが国内盤との音の違いに唖然
全体に弦楽器がキンキンジャリジャリの砂をかんだような音で、チェロやティンパニなど低音域が
奥の方に引っ込んで、ちょうどアンプのトーンコントロールでバスを絞って高音を上げたような薄っぺら
な音になっている
加えてエグモント序曲の最後の方ではマスターの劣化なのか一部音がかすれている(国内初期盤では問題なし)
特にブルックナー全集は国内初期盤のこもりがちながら落ち着いた柔らかい響きがばっさりと切り捨てられて
軽く澄み切った明るい音調に変貌,、一瞬耳がおかしくなったかと思った