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http://www.nikkansports.com/general/news/201712220000217.html
著名指揮者、セクハラか N響名誉監督デュトワ氏
[2017年12月22日9時48分]

AP通信は21日、クラシック音楽の世界的に著名な指揮者、シャルル・デュトワ氏(81)が
過去にセクハラ行為を繰り返していたと、複数の女性被害者の証言を基に報じた。
親日家で知られ、NHK交響楽団の名誉音楽監督も務めている。

米映画界のセクハラ疑惑を機に、欧米では政治やスポーツなど
各界で有力者のセクハラ行為への告発が続出。
クラシック界でも今月、米ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)が
名誉音楽監督、ジェームズ・レバイン氏(74)の停職処分を決めた。

APによると、証言したのは、ソプラノ歌手3人と演奏家1人。
デュトワ氏のセクハラ行為は1985〜2010年、
ツアー先のホテルの部屋やステージの控室、舞台裏、移動中の車内などで行われた。

女性らはデュトワ氏が「マエストロ(巨匠)」であることから法的な訴えを起こさなかったが、
レバイン氏の停職処分などを受け、過去の被害を明らかにすることにした。

APによると、デュトワ氏側はコメントしていない。
同氏は英ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も務めているほか、
各国のオーケストラと演奏活動を行っている。(共同)