オペラシティの都響定期
ジョン=アダムズのシェヘラザード.2の日本初演

たまたま時間が空いたので予習しないで当日券買ったんだが、予想外によかった。
まあ「中身がちゃんとある佐村河内(w」というか、「既存の音楽語法を上手に組み合わせて商品として提示するに足る音楽作品を作る」という近年の作曲家の常套手段だけど、独奏ヴァイオリンは当然としてオーケストラにも聴かせどころが多い美味しい曲だった。
 なお表題は無視して絶対音楽として聴いた方がいいと第二楽章のはじめのオケの咆哮を聴いて気がついた。おそらく表題は後付けだと思う。だから「ユダヤ女ヴァイオリニストがアメリカのリベラル作曲家に委嘱したイスラム差別音楽けしからん!」なんて力む必要はない(w