いずれにしても、CDを買って聴いている世代は40代以降だと思うので、
この世代より上がSACDの購買者と考えるなら、徐々に購買率が下がるのも時間の問題。
1970年代は老いも若きもクラシックを聴く日本人はかなり多かったが、
ベームが1975年にウィーンフィルと共に来日した際の映像で、カーテンコールに
こたえるベームを近くで見ようと舞台に寄った聴衆を見ると若い人たちが多いことがわかるが、
その映っている面々が当時、若くて20歳と見積もっても、少なくとも現在65歳以上に
なっているわけだから…ねぇ。