>>37
私も50年前は、37に述べられた通りのことを考えていた。
しかし、遺書の文面やヴィーンの国立図書館に残されている膨大な
資料と遺書で言及されている立派に製本された自筆譜を見て
(これらにはMus.Hs.19.4○○の資料番号が付いている)、戦前の
原典版論者が我田引水的に解釈したものが戦後のブルックナーブーム
にのってわが国に拡散されたものであることがだんだん
分かるようになってきた。
いまや数多くの資料がネットで簡単に見られるご時世になったことだし、
ヨツベでも簡単に遺贈稿のいくつかは見れるのだ↓。

https://www.youtube.com/watch?v=-MiYzU8HQZQ

貴公もブルヲタ道を邁進するのなら、一次資料(楽譜や手紙)
から直接情報を得て、そこから自論を作り出す努力を
することを願っている。
とにかくブルックナー関係は、ヴァーグナー=ハンスリック論争以来
原典版=改訂版論争と嘘と誇大吹聴にまみれているので、
一度過去の知識は全て捨て去ることが必要かと思う。