※ドビュッシー・ファンの集うスレ※その9
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今日のオペラ・ファンタスティカペレアスとメリザンドだ
ちゃんと聞いたことないんだわ 一昨日上野であったピアノ独走曲全曲演奏会はどう思われましたか。
一人も美人さんがいなかったのが意外でした。 そう?俺は最近まで海ってタイトルなのに全然海っぽくないから敬遠してたわ
絶対主義音楽として聞いたら美しい >>257
タイトルのせいで振り向いてもらえる機会が多いと思うんだよね
マーラーの交響曲のタイトルなんて根拠ないと言われながらもなかなか消えないのも
そういうことだろう
俺も個人的にはタイトルの類は無視して聴いてることが多いんだけど
そういうものがあると何か分かった気になる人も大勢いるみたいで、
「家庭交響曲」の或る箇所を「ここでリヒャルト射精」なんてコメントしてるのもあったw 自分は初めから海をすごく感じたよ。
それを度外視しても海を初めて聞いたときは衝撃を受けたものだった 「タイトル」の付け方となると、日本語の付け方によっても影響が
出てくる。
ドビュッシーの曲は日本語の表題で得している曲と、損をしている曲
ある。
「牧神の午後への前奏曲」、「小舟にて」
ピアノ曲で、「水の反映」「月の光」「亜麻色の髪の乙女」「アラベスク」
「グラナダの夕暮れ」「帆」「雨の庭」「花火」などは邦題で惹きつける
だろう。
「遊戯」「夜想曲」
ピアノ曲の「運動」「塔」などはダメな日本語のタイトル。
「月の光」も「月光」と書くより良い。 ピアノ曲でいえば「沈める寺院」は素晴らしいタイトルだと思う ドビュッシーは独特の調性を持っていると聞いたことがありますが、どういうことでしょうか? >>262
アラベスクはカタカナに直しただけでしょw ドビュッシーが出たから、ラヴェルの曲のタイトルを一望しました。
三つの曲の日本語タイトルは、私には「良い」と思いました。
「水の戯れ」「ラ・ヴァルス」「マ メール ロワ」
「水の戯れ」を「噴水」などと訳さなかったのはよかった、
「ラヴァルス」を「円舞曲」としなかったのは非凡です。
特に感心するのは「マ メール ロワ」ですよ、原語のまま。
これも日本語に訳するよりいいです。 >>265
全音音階が好きだったってことじゃないのか?
それとも何か別の >>263
題名を原語から日本語へ訳すときに、NHKや大学など言葉の専門家が
集まっている委員会が検討して決めているのかしら? そんなことしないよ(特殊なケースは別にして普通は)
翻訳なんて本当にいい加減な世界だから
単に初期に本とかレコード解説とかで訳されたものが普及して定着しただけ
後から置き換えられることはあるにしても 「月に浮かれたピエロ」だの「追複曲」(フーガのこと)だのは駆逐されたけど
「アイオリスの人々」はそのまんまだな ドビュッシーは前奏曲の表題を控え目に書いたそうです。
それでも、今では「前奏曲集」を番号で語る人はいない、
表題が定着しました。
「前奏曲集 2巻」の「交替する三度「だっけ? あれだけどうして
あんな投げやりなタイトルなのかと不思議に思います。
後続作の「練習曲集」の題名みたい。 聴き始めには入り口として意味があったかもしれないが、
長く聞いてるとそこまで題名に強い意味は無いような
特に前奏曲集でそう思うけれど、題名に左右されずに聞くほうが
自由なイマジネーションを持って聞けて良い。 >>275
そんな曲あったのか。
タイトルだけで、そそる! え、プレリュードの中にあるから、みんな知ってると思ってた 「西風の見たもの」って変なタイトルだけど、あれは何?
ゴジラでも見たのか??? せっかくの詩的なタイトルが台無しw
このタイトル見たら、関係ないけど西脇順三郎の「雨」を思い出す
こっちは西じゃなくて南風
「南風は柔い女神をもたらした。
青銅をぬらした、噴水をぬらした、ツバメの羽と黄金の毛をぬらした、潮をぬらし、砂をぬらし、魚をぬらした。
静かに寺院と風呂場と劇場をぬらした、この静かな柔い女神の行列が私の舌をぬらした。」 >>279
似たようなこと感じてた。謎めいてたタイトルだよねえ 西風に見られて恥ずかしいピアニストや鑑賞者も多かろうw この西風というのは偏西風で、ドビュッシーの体験からくるイメージはかなりの強風なんだね
ヨーロッパの偏西風を体験したことがないので俺は想像つかないけど、日本の春一番みたいな、あれぐらいの感じかねえ 亜麻色の髪の乙女って同タイトルのフォークソングが嫌い。
字余りだし、楽器で亜麻色の髪の乙女練習してるって言うと、
あのクソダサい曲やってると勘違いされてそうで迷惑してる。 ドビュッシーの管弦楽をハイレゾで聴きたいんだがおススメある? >>283
「西風の見たもの」はかなり激しい曲ですね、絶えず吹いている強風
とか、打ち寄せる波みたいな感じ。
「野を渡る風」というタイトルもありましたが、あっちの風は激しく
ないです。
私の印象ですが、どうでしょう? >>286
同タイトルの曲作った某有名作曲家は某有名ゲームでもドビュッシーのパクリしてるよな >>291
某有名人 って、そんなに「有名な」人がいましたっけ? 伏せ字にする意味あるのだろうか
著作権云々の問題の意味合いで? 転職で首都圏を離れてしまい今年の没後コンサートひとつも聴けなかった ドビュッシーは古今の大作曲家べスト10とリストアップすると
必ず出ている。
やっぱり、そういう音楽家なんだろう。
10番目になっても上げられる。 そういう作曲家だね。 しかし・・・ベスト20位なら必ず出る名前だが、ベスト10だとスレスレ
か、ひょっとして外される。
バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツアルト、ベートヴェン、
シューベルト、シューマン、ショパン、ブラームス、ワグナー、
これがベスト10だね。衆目の見るところ、そこでベスト20となると、
さらに、
ドビュッシー、ロッシーニ、ヴェルディ、チャイコフスキ、ドボルザーク、
ブルックナー、マーラー、R・シュトラウス、ムソルグスキー、
ストラヴィンスキー
ところが、ベスト20を上げると、それで外された作曲家はどうなのか、
という議論が出る。 つまり、こういう人たち。
ベルリオーズ、リスト、ラヴェル、ヴィヴァルディ、プッチーニ、
ラフマニノフ、シベリウス、シェーンベルク、プロコフィエフ、ビゼー
ここまででベスト30の人を上げた。
これでも不満が出るんだね、ショスタコないぜ、とか、ドニゼッティ―
はオペラで重要だとか。 メンデルスゾーンないぜ、フランクないぜ、バルトークないぜ… www >>299は文体から70歳前後の人かな
「衆目の見るところ」がだいぶ古い、つーか今さらベスト10なんかに拘らない 昔カラー版新潮文庫の作曲家伝記シリーズがあって
バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、
ワーグナー、ブルックナー、ブラームス、チャイコフスキー、マーラー
の10冊だった。
もし第2期を考えるとしたら、シューマン、リスト、ドビュッシーは間違いなく入るね
あと7人を誰にするかとなったら物凄くばらけるだろうな
ハイドンは伝記的にはあまり面白い話がないから外すとしても… >>300
メンデルスゾーンはヤダユ・・・
それで外された
バルトークは音楽が土俗だからね。
フランクは数が少ないし、ベルギー生まれだし、神格化されたし、
伝記として面白くない平凡な人生だった。 ピアノを作り出した楽器職人も、まさか将来ピアノがこれほどの素晴らしい曲を
鳴らすものになると想像していたのだろうか。
日本人はドビュッシーが好きだ、印象派の絵画の趣があるし、風物画、山水画、
浮世絵的である作品も多いし。冨田勲氏もドビュッシーがお好きだったように
思われる。 古今の作曲家たちベスト30に日本人を入れる人もいますよ。
朧げな記憶ですが、半世紀前のリストにはたしか、団伊玖磨とか
武満徹が上げられていました。
どうかと思いますが、選んだ執筆者の嗜好ですから、文句も言え
ません。熱烈な愛国者ですね、多分。
1930年代に活動した英国の音楽評論家はエルガーを20世紀最高の
作曲家と持ち上げたそうです。
バッハ、ベートヴェン,ブラームス、そしてエルガーですね。
「批判するなかれ」かもしれない、日本でもバッハ、ベートーヴェン、
ブラームス、山田耕筰、これが音楽の4聖人などと真面目に書いた人が
いたかもしれない。時代の空気によってはね。 >>306
前レスで間違いましたが、エルガーは19世紀でしたね、でも3大Bと
同レベルです。 >>297録音発売に期待 次のメモリアルイヤーは逃さない! ドビュッシーのピアノ曲や室内楽曲は絵で言うと山水画の趣
文学なら芭蕉の俳句ですか・・
暗示的で、瞬間、瞬間に絶え間なく流れる音を聞いて、心に喚起する
感覚を堪能する、
なんとも贅沢な芸術だと思います、私にとっては ★★ 寒波襲来の恐れ 北海道から始まって・・・
12月26日夜から年末寒波による「冬の嵐」がやってくる。
この寒波は今年はじめに猛威を振るった豪雪に匹敵する恐れがある。
どんな被害が予想されるのか。
まず、寒気の動きを見てみると27日から28日に、上空5000m付近
に強力な寒気が流れ込むのがわかる。
特に北海道上空はマイナス45℃以下の寒気に覆われる。
これは12月としては数年に一度レベルの強さで、警報級になる可能性。 新ヴィーン楽派編曲
牧神の午後への前奏曲(12人編成)
少人数で上々の効果を挙げている
サンバル・アンティクだけは置換え不可能だったのかオリジナルのまま。 大寒波になるみたいな、
東京は空っぽになるし、その点はお正月はいいが、夜は寂しいね お正月を映そう・・・ポン!
寒い正月になりそうだ。
北海道とか東北地方は大雪情報が頻繁でに出ておる。 「春のロンド」はいいです。
待ち遠し春の気分と、春の兆しの歓びと。 ペレアスとメリザンドが最高
春とか関係なしにこれを聴こう ペレアス苦手だが、マルメ歌劇場のブルーレイを安く手に入れたので、少しずつ見て聴いていきたい
ただ長いので、初心者はどの幕から聴くといいとかあれば教えてください 初心者こそ通して観なきゃわからんだろう
映画を途中から観たりしないように >>325
いやいや、たとえばリングもワルキューレから聴いてみたら?とかあるじゃん
律儀に最初から聴くのではなくて、わかりやすいとこ、取っつきやすいとこから広げる方向も
>>326
さんくす
ドビュッシーの響き自体は好きなので、試してみる >>327
第3幕、中でも、”塔の場”と言われる第一場が綺麗でわかりやすいと思う。
ペレアスの中ではもっとも情熱的なところだね。
私自身は、昔々鬱蒼とした森の奥で、、という雰囲気を醸し出す第一幕が一番好きです 最初から観ないと気分出ないな
特にこのオペラはそうだ 「ペレアス・・・」は最終シーンがいいです。
ジーンと来ます。人の運命ですね。
最も歳をとったアルケルの独白と遠い鐘の音、メリザンドの
残した幼な子の向かって語る・・ ペレアス以前のオペラじゃ大管弦楽が咆哮するような愛の告白の場面ですべての楽器が沈黙するところほんとドビュッシーらしい 去年没後100年でいろいろ出たであろう新譜のおすすめはありますか >>336
ドビュッシーもフォレも、フランス歌曲は日本人に馴染めなかった。
詩の内容がわからないからでしょう。
日本人はシャンソンファンは少しいるが、クラシック系のメロディー
は理解できないようです。
●ヨゼフ・モルナールさんが亡くなられましたね(享年89歳) 言葉だけが理由かな?
シューベルト、シューマンの歌曲のファンは居る。
ドビュッシー、ラヴェルの歌曲を聴く人は稀。 日本に限らず海外でも音盤の数の割合は
ドイツ歌曲とフランス歌曲は同じようなものではないか?
またドビュッシーやラヴェルを同じ時代にしてフーゴ・ヴォルフなどを考えてみたら
ドビュッシーやラヴェルといい勝負に思えるが。
それでもドビュッシーやラヴェルの歌曲を聞くひとは稀というのは言い過ぎなきがする 音盤はドイツ物が確実に多い
日本での歌曲リサイタルを見ても、シューベルト、シューマン、ヴォルフはしばしばあるがドビュッシーは稀 ヴェルレーヌやマラルメの研究者は日本にも結構居るのに、ドビュッシーを話題にする人はほぼ居ない
音楽趣味は敷居が高いらしい フランス語を解さない人がフランス歌曲を聞いても、詩と旋律との
親和性を理解する感性が不足している。
ヴェルレーヌは好む、でもドビュッシーはわからない。
それの逆もある、ということでしょう。
私の場合も、何度も聴いてやっと素晴らしを味わえるようになった
のが、ドビュッシーの数曲。詩が理解できるなってからです。
ラヴェルも「シェラザード」や「ヘブライの歌」
「マラルメの詩による三つの歌」など。
多分、ラヴェルの伴奏部の魅力や旋律の美しさがあって、
やっと味わえるようになったと思う。 ところがシューベルトはクラシックファンに愛聴される
ミュラーのような二流の詞であっても
むしろドビュッシーの選んだ詩人のほうが一流が多く研究者も居るのに聴かれない
べつに日本人がフランス語よりドイツ語に親しんでいるわけではあるまい クラシック=ドイツという固定観念or覚えやすいメロディーじゃない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています