昨年のリサイタルの、魔笛とか普通のギター曲も、他の何十人は聴いたプロとは全く次元の違う演奏だったぞ!!
出足は誰よりも遅く、次は誰よりも速く、途中はゆったりとさらに速くと、スピードとさらには音色の変化を自由自在に操りアーティキュレーションが豊かな圧巻の演奏だった。
第三者的な評価としても、現代ギターでも、リサイタル全体が誰よりも大絶賛されてるし。

それと、編曲が原曲を越えるのは、楽器の特性もあり難しいというか、別物考えるべきでは。
例えば、シャコンヌも、クラシックギター最高レベルの山下の演奏だって、実演を聴いた限りでは、クレーメルには技巧ではかなわないし、ハーンには芸術性ではかなわないと思う。
(パールマンとは、タメをはるような気はするが)