>>87
元々N響にはアシスタントコンマスはいなかった。大宮が初のアシコンだったが、なぜか僅かな時期しか勤めなかった。
大宮はtutti→次席→アシコン→次席→2nd首席代行と目まぐるしく地位が変わった。
次席はドイツ・オーストリアではフォアシュピーラーといい、通常2名いるコンマスの付の奏者(tutti頭)として地位が確立している。
ウィーン・フィルの現第一コンマスのホーネックは若い頃からフォアシュピーラーを勤め、コンマスに昇格している。
コンマスとフォアシュピーラーとでは役割りが全く違うが、N響でいう次席も重要な役どころで、1stにも複数の次席がいる。