オーケストラ曲のピアノ版ってのはご家庭で弾ける&聴けるってことで録音なんてない時代には普及に大いに意味があったんだよ
ロマン派の時代になるとその意味が逆転して俺はピアノ一本でオケ曲弾けるぜ!って感じでご家庭で気軽にではなく名手でないと弾けない超絶技巧のピアノ編曲版なんてのも出てくる
リストはベートーベンの交響曲のピアノ版全て出版してるけど当初は第九の合唱付きのとこをピアノにするのは無理だって言ってフィナーレは抜きだったのを後から合唱はそのまま残してオケ部分だけピアノにしたものを出した
こうなると完全にご家庭で気軽にって意味はなくなっちゃうが