普段の生活で左を全般的に使ってるのを右でも出来るようにせにギターだけ右ってのが都合よすぎるんだよ。甘い甘い。
ギターのピック扱いに似てる動作といえば、
鉛筆で字を書くのは特に縦線往復書きはオルタネイトに激似
昔ながらの体温計でリセットするのはストロークに激似
机の上に広がった豆を指で摘んで拾っていくのは弦飛びに激似
左利きでそれでもなおどうしても右用ギターに挑戦したいなら器用さとか軽やかさの要求される動作は全部右でやるようにしてみないと、ギターに要求される器用さを甘く見てる。
私はそこまでできないので素直に左利き用ギターを使ってる。
いま6弦を下に右構えに持ち替えてみてちょろっとやってみたが
軽やかに弾くなら字を書くのを右手に直さないととおもうぐらい無駄な力が入りまくった。
この力が抜けるってのが激難しくてだな。軽やかってのはたちが悪いんだ。
普段何気なくやってるようだが普段のギター弾き以外の動きの歴史的積み重ねが必要なんだ。
利き手が左なら左用ギターじゃないと力を抜いてとかスムーズさが足りないとかの教師の指摘にはなかなか応えられないもんだぞ。
利き手が左で右用ギターを使いたいならほとんどの動作を右にして何年もたってから初めて右用ギターにさわるというのが遠回りに見えて近道だろな。
ギターだけ右はなんでもかんでも左な左利きには無理。甘い。
少なくとも鉛筆が右の左利きなら可能性が上がる。
箸が右ならさらに可能性が上がる。
ついでに、体温計をリセットも右ならさらに可能性が上がる。
左利きが右で弾くのを否定しているわけじゃない。ギターだけ右はむりだろってだけ。
ちゃんとギター弾き以外も右でやれるように、ギター弾き以外も右手の精緻なコントロール力も鍛えてなきゃ。
軽やかとか力を抜くとかが右でのどんな動作でも習い性にならなきゃっ。
ギターのピッキング側に要求される器用さはそれくらいってこと。