「例えばこうするとロックっぽくなりますよね。」
と説明しながら弾いたのが全然ロックになってなかった。
「宇田さんってロックギターは弾けないのか。」って。
でも本人はそれに気付いていない。
ここが重要なポイントだと思った。
3年本方式で書かれたロックギターの教則本があっても
宇田さんはそれでロックギターが弾けるようにはならない。
そこに、3年本でいくら練習してもジャズが出来るようにならない理由がある。
俺も、自分はブルースやメタルでアドリブを弾くけど
全くアドリブが出来ない人に、弾けるようになるように説明するのは難しい。
宇田さんもほとんどの教則本の著者も、誰一人説明出来ていない。
「スケールを順番に並べたもの」や「実用例のフレーズ」を載せずに
別の角度から言葉で教えるような画期的な教則本が出てこない限り
金儲けの道具としての教則本しかなくなる。