>>162
高かったのもあるし、時代にマッチした仕様のギターだったんだよ
フェンダーギブソンが古臭いと言われてる時だし、フェンダーなんてプルースをする人かディープパープルファンだけで、ギブソンは一部のジャズやアコギを除いてガンズが出てくるまで終わったメーカーだった
ヴァンヘイレンから始まるディンキーシェイプにハムPU,フロイドローズ、のスーパーストラトって言われるギターが流行り始めていた時期

まだサーはペンザサーで一部の人しか知らないし、PRSなんて極一部の人向けでまだ市民権を得てたとは言い難い、
安い価格帯ではクレーマーやいくつかがあり、ハイエンドと言えるのはシェクター(今ではESP傘下だけど当時は独立)やトムアンダーソンだった。

今とはメーカーの立ち位置がだいぶ違う。
まだアイバニーズは人気が出ておらずフェルナンデスや他のコピーメーカーに紛れてる状態、ビーズの松本モデルはまだヤマハ製

ヤマハは日本ではサンタナや日本発祥フュージョン系有名ギタリストが使ってたのもあるしすでにエレキ界ではある程度の地位を築いてたんだけど、
今で言うサーとPRSをひとまとめにしたようなメーカーがヤマハ。
その時に出した時代に合わせた仕様のギターがパシフィカ。
値段も高いが仕様やデザイン、USAとか言う売り文句の響き、品質の段違いの良さで時代の寵児やったで


ちなみにパシフィカの広告でスティービィーサラスを初めて知った

その後に始めたセミオーダーシステムってのがあって自分好みに木材や色や仕様を選べるようになってな
いつかはパシフィカに拍車がかかってた。