>>701
ヤマハFGには、他社にはあまり例のないエゾマツ+ハカランダというコンビネーションがあって、
古いFG-700あたりはその典型として独特のトーンが魅力的だった。
あれこれ十数本くらい遭遇したFG-700の印象は、よほどの問題がなければどの個体も
非常によく似たトーンを持ち、兄弟に相当する量産品としてもバラつきが少なく、1980年代の
半ば頃はそれが3万円ほどでゴロゴロ転がってたから、見つけ次第迷わず捕獲してた。

FG-700のエゾマツTOPは非常に目が細かくて、短めのFGスケールにジャンボBODY、
後年になってあの頃のカマボコネックを太いという人もいたけど、俺にはちょうどいい塩梅だった。
3ピースバックのFG-850やさらに上級機には触れる機会があまりなかったけど、FG-700ほどの
インパクトは無かった。