こういう構図が存在する
50年代60年代のバンド←これに憧れた70年代のキッズ達がビンテージ市場を作ってやりとりしてきたメイン層←現在50代後半〜70代前半で世代ごとにそれぞれ(新参/古参ビン爺)とする
その下の世代40代〜50代前半に絶対数はビン爺と比べて激減するけれどビン爺と同じ趣向を持つ層が一定数いる←(ビン親父)
30代以下の若い世代で欲しがる層(ビン坊主)
50年代60年代のバンドに憧れてる現代のバンド(ビンバンド)←これを支持してるのは主にビン爺、ビン親父とビン坊主だけ

これを念頭に置いた上で今現在とこれからどういう事が起こると予想されるかと言うと

まず現在
当時新品購入して所有していたビン爺の上の世代の爺があの世へ旅立ち放出中
メイン購買層はビン爺&ビン親父
ビンバンド&ビン坊主の中にも欲しがるのが極少数いるもののほとんどはまだ手に入れる財力がない

10年後
古参ビン爺があの世へ旅立ち放出
メイン購買層は新参ビン爺&ビン親父(絶対数は古参ビン爺と比べて大幅に減少)
ビンバンド&ビン坊主の中でも成功者は財力を付け買う者が出始める(極少数)

20年後
新参ビン爺があの世へ旅立ち放出
メイン購買層はビン親父とビンバンド&ビン坊主の成功者(合わせても絶対数は新参ビン爺と比べて大幅に減少)

まあ大雑把に言うとこんな感じだな
この間確実に少しずつ価値は下がっていくし途中で確変が起きてビンテージギターリバイバルでも起きない限りは供給過多で間違いなくビンテージギター市場は崩壊する