ピックアップ放浪者だけど
ピックアップ変えた時って「これが俺の欲しかった音だ!」とか
「あれ、なんかモコモコしてるな」とか思う。
ところが数多のピックアップがある世の中、「これじゃ、なかったかな?」とか
「フェンダーのこれは大人しいから、もっと暴れるカスタムショップ69だな」
という風に、変えることに意味があるような具合になってくるんだ。
それってぶっちゃけ言うと、以前の音を覚えちゃいないからなんだと思う。
感覚的には覚えていても、同じ個体にアッセンブリーごと取り換えて
弾き比べする人は稀だろうから、厳密な意味での比較のしようがないのさ。
どこまで音量を上げられるかにもよるけれど、ガツンと鳴らせば
余程どうしようもないPUでは無い限り、感動モノの音がするはずさ。
ノイズレベルは個々のPUによって変わってくるけれど。
Playerのアルニコ5は悪くないと思うよ。
紛れ無きフェンダーの音として説得力は感じられた。
今はPUの差より、アンプ。そして自分の調子の方が出音を左右するもんだなと
つくづく実感してる。

放浪の旅も楽しいもんだけどね。だからこそ延々と続けちまったよ。

俺の経験として言っただけで、したいようにするのがいちばんだ。
音楽は自由でなければならないからね。