楽器の演奏をたしなむ高校生は、音楽をやらない学生と比べて数学・科学・英語の成績が有意に高い──。そんな研究結果が、カナダの研究チームが実施した大規模調査から明らかになった。これは音楽が発達中の脳に与えるよい影響をうかがわせると同時に、学校教育の一環として音楽を取り入れる重要性を再認識させるものだ。

子どものころから楽器を演奏してきた人たちなら、もしかすると数学や英文法のパターンを見出すのが得意だと気づいたことがあるかもしれない。また、外国語の発音やリズムを真似るのが上手な人たちも多いことだろう。音楽はそれ自体、われわれの生活を豊かにしてくれるものだが、子どものころから長いあいだ音楽を演奏してきた人の脳は、学習面においても思いのほか旋律の恩恵にあずかっている可能性がある。
このほどカナダのブリティッシュコロンビア大学が実施した大規模調査で、楽器の演奏をたしなむ高校生は、音楽をやらない学生と比べて数学・科学・英語の成績が有意に高いという結果が出た。これは音楽が発達中の脳に与えるよい影響をうかがわせると同時に、学校教育の一環として音楽を取り入れる重要性を再認識させるものだ。