トップ落ちは古い個体でたまに見られるが、あくまで俺の私見と断ったうえで見解を言うと
ブレーシングの接着工程を簡略化するためにブレーシングにスノコ状にノコ目を入れていた時代があって
それは、根本的にブレーシングの強度が劣っている
しかし、そうでない時代のものにもトップ落ちしている個体は見られるので、
張っていた弦(例えば昔は016~なんてセットもあったそうだ)による過大な圧力の影響
また自動車のトランクでの移動や直射日光の当たる場所に保管するなどの極端な高温環境に晒されるなど
なにかしら過大な負担の掛かる環境に置かれた時期があったものと考えられる
近年(90年代)の物でもトップ落ちをしたハーブエリスモデルの165を見たことがあるが
これは環境の影響というより木材のプレス工程を含めた素材自体の安定度が低い個体だった可能性もある
後々、万一トップ落ちの傾向が出た場合のことを考えると2PUのほうが、ブリッジ付近にザクリがあるので
回復のための魂柱の設置などの対応が楽だと思われる
したがって、近年のカスタムショップ製の良質な175を選んでおくのが最も心配が少ないのではと思う