米Microsoft(MS)が発売した新型タブレット「Surface 2」について、国内の購入意向は8.3%で
米Appleの「iPad Air」に比べ半分以下だった。
ただし上位モデル「Surface Pro 2」を買いたいという人は11.2%と比較的多い。MMD研究所が調査結果を発表した。
この調査は2013年10月25日に日本で販売が始まった「Surface 2」「Surface Pro 2」に関して
25、26日にインターネット上でアンケートを実施し、2204人から回答を集めた。
まずSurface 2、Surface Pro 2の発売に関する認知度は30.5%。
タブレット所有者では60.2%が認知していたのに対し、非所有者は21.3%だった。
一方、MMD研究所が直前に実施した別の調査ではiPad Airおよび新型iPad miniの認知度は53.9%。
新型Surfaceへの関心は新型iPadに比べ低い水準だった。
Surface 2を、「購入したい」という人は2.5%、「やや購入したい」は5.8%。
タブレット所有者では「購入したい」が6.5%、「やや購入したい」が10.7%で合計17.2%が買ってみたいと考えているが
タブレット非所有者では、「購入したい」が1.3%、「やや購入したい」は4.2%で、合計5.5%にとどまる。
一方、Surface Pro 2については全体の3%が「購入したい」、8.2%が「やや購入したい」と考えている。
タブレット所有者では「購入したい」が7.8%、「やや購入したい」が16.8%で、合計で4人に1人(24.6%)が購入意向を示した。
タブレット非所有者でも「購入したい」が1.5%、「やや購入したい」が5.5%で購入意向は7.0%と、上位モデルの方がやや人気がある。
ただしiPad Airの購入意向は18.7%、新型iPad miniは17.4%と、いずれも新型Surfaceを大きく上回る水準。
MSにとってはこの差をどう詰めていくのかが課題となりそうだ。

http://www.newsfront.jp/nifty-business/11537/