一聴して分かるとおり、ガラージとシカゴハウスは明らかに別物。
土地と時間と音が余りに違う。ガラージとシカゴハウスには約10年の開きがある。
ガラージはニュージャージー州ニューアークのクラブのDJトニー・ハンフリーズが作っていた音だ。
本物のバンドに聴こえる音、ゴスペル歌唱中心、ジャズ風味、メロディ中心。これがガラージ。
のちのニュージャージー生まれの音楽プロデューサー「トッド・エドワーズ」が「UKガラージ」を作り出したりしている。

一方のシカゴハウスは、ほぼドラムマシンのみのミニマルな曲が多く、単調さが力強い。そのまま「テクノ」につながっていくのがよく分かる。
2000年以降フランスに飛び火してフランスのダンスミュージックはシカゴのアーティストをたくさんリミックスに使ってる。
今のフランスはシカゴハウスの影響がモロにある。
まあ、もう日本人もガラージを"NYハウス"なんて呼ぶのはやめよう。
長文連投失礼