何年前かなあ…もう5年以上前かな。たまたま原宿の天使のすみかに立ち寄った時のこと。
まだドールなんて知らなくて、初めて見るドールの世界はちょっと奇妙な感じだった。でも、凄く綺麗だなって惹かれるものはあった。
で、そこで友達と好きに店内を見て回ることにした。店内にあるドール一人ひとりじっくり見て、うっとりして、お値段見て驚いて、ってのを繰り返した。
大体店内の半分くらい見て回った辺りかな、ドールを見ていたら後ろから女の子の声で「かわいいね」ってポツリと聞こえた。
友達かと思った私は「ねー」って返して振り返った。そしたら、誰もいないんだよね。周りを見ても他のお客さんも店員さんもいない。ちょっとビックリして、離れたところにいた友達呼んで、何か喋った?って聞いても何も喋ってないよって言われた。
丁度女の子のドールを見ていたから、この子が喋ったんだなーって都合よくメルヘンチックに解釈した。
その頃、オカルトチックなことが度々あったから背筋が凍るほど怖くは無かったし、声も可愛かったし内容も恨み言とかじゃなかったし、今では良い思い出。残念ながら初のお迎えはSDじゃなくて海外っ子だけどねw
それにしても、「かわいいでしょ」とかならわかるけど、「かわいいね」ってどこから目線なんだ…