大昔のスライムのイメージは、米国のマテル社がつくって1978年にツクダオリジナルが輸入したスライムだろうな。
不定形で粘着性があって不気味な物質。
ゲームでは捕食のためか、強酸性をもっている(ことになっている)。

真っ暗なダンジョンの中で、風呂桶(浴槽の方)くらい量の「粘膜質の何か」がどばーっと頭上から振ってきたら普通にパニックになるだろう。
強酸性で全身が焼ける痛みを受けるだろうし、なんとか剣を振るって切っても無駄(スライムに頭や心臓はない)だしな。
炎に弱いと言うが、ランタン程度の炎では焼け石に水。
自爆覚悟で油をまいてファイアボールを唱える覚悟を決めるか?って程度の強敵。
ただし、燃やし尽くすしか攻略法がない=素材が残らないので経験値はショボイけど。
経験値がショボイから雑魚、というのは現在のゲーム的解釈で、ジメジメしたダンジョンの中盤以降の地帯がスライムの生息域。

ハイドライド(1984)、ドルアーガの塔(1984)、ドラゴンクエスト(1986)
が、現在のゲームにおいてスライム=ゼリー状の雑魚に貶めた三大悪。